2022/07/26

■韓国の新型コロナ新規感染者9万9327人 97日ぶりの高水準に

 韓国の新型コロナウイルス新規感染者は、26日午前0時基準で9万9327人でした。4月20日(11万1291人)以来97日ぶりの高水準で、1週間前(19日)の7万3558人より2万5769人、1・35倍多い数値です。

 最近の新型コロナウイルス感染者急増の理由は「BA・5」などオミクロン型下位変異の拡散のためと分析されます。「BA・5」は7月2週目(10~16日)の国内検出率が47・2%にまで上昇し、海外流入変異中の検出率は62・9%に達します。

 前日にオミクロン型の「BA・2」系統の新たな下位変異「BA・2・75」(ケンタウルス)の4人目の感染者が確認され、同ウイルスがすでに市中に広がっている可能性が高まっています。

 現在の再流行を主導する「BA・5」に続いて「BA・2・75」の感染も拡大する場合、感染者の増加ペースがさらに増し、規模も大きくなる恐れがあります。

 防疫当局は今日、7月3週目の変異検出率を発表するとともに、ビッグデータを活用した新型コロナウイルス後遺症の分析結果に関する内容も明らかにします。

 中央防疫対策本部によると、今日午前0時基準の新型コロナウイルス新規感染者は9万9327人と集計されました。国内発生の感染者は9万8974人、海外流入の感染者は353人で、累積感染者は1934万6764人。

 入院中の重症者は168人を記録しました。死亡者は17人、累積死亡者は2万4907人、致命率0・13%でした。

 入院中の重症者のうち60歳以上は137人(81・5%)、死亡者のうち60歳以上は15人(88・2%)でした。7月3週目(17~23日)に報告された死亡者127人のうち50歳以上は121人(95・3%)、このうちワクチン未接種または1次接種者は50人(41・3%)で、ワクチン未接種者または1次接種者の致命率が高くなっています。


 2022年7月26日(火)

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