2022/08/02

■韓国、新規コロナ感染者11万1789人 105日ぶりに高水準、海外流入も568人で最多

 韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から11万1789人増え、累計1993万2439人になったと発表しました。1日当たりの新規感染者数としては、オミクロン型変異ウイルスの流行がピークを過ぎて減少しつつあった4月19日(11万8474人)以来、105日ぶりに11万人を超える高水準となります。また、累計感染者数は今日2日のうちに2000万人に達する見通し。

 新規感染者数は前日(4万4689人)の2・5倍に急増しました。週末に検査件数が減る影響で月曜日の発表では新規感染者数が少なめとなり、週半ばにかけて増える傾向があります。

 1週間前の7月26日(9万9252人)と比べると約1・1倍、2週間前の同19日(7万3550人)比では約1・5倍でした。7月は前週比で約2倍増加する状況が続いたものの、先週半ばからは増加ペースがやや鈍化しています。

 一方、累計感染者数は明日3日の発表で2000万人を超えると予想されます。国内で最初の感染者が確認された2020年1月20日から792日となる今年3月22日に1000万人に達し、さらに133日で2000万人を突破することになります。

 この日の新規感染者のうち海外からの入国者は前日より132人多い568人でした。7月27日(534人)を上回り過去最多を更新しました。入国者に対する規制緩和を受け6月24日から連続で100人を上回っています。夏休みシーズンで海外旅行などに出掛ける人が増えたことも影響しました。市中感染者は11万1221人でした。

 新たな死者は16人で、前日より5人少なくなっています。年齢帯別には、80歳以上9人、70歳代5人、60歳代と50歳代がそれぞれ1人です。死者の累計は2万5084人。致死率は0・13%。

 重症者数は282人と前日から5人減ったものの、1週間前(168人)の約1・7倍、2週間前(91人)に比べると約3・1倍となりました。増加ペースは新規感染者数を上回っています。

 2022年8月2日(火)

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