LINE(ライン)は12月1日、通信アプリで提供している患者へのオンライン診療に加え、処方薬を自宅まで届けるサービスを全国で始めました。患者は外出しなくても受診から薬の受け取りまで完結できます。新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行が懸念される中、9000万人を超える通信アプリの利用者に利便性の高さをアピールします。
薬の配送は、子会社のLINEヘルスケア(東京都新宿区)が手掛けるオンライン診療「LINEドクター」に、新サービスとして追加。患者は通信アプリで会員登録をした上で、希望する薬などを入力すると、ビデオ通話で医師の診察を受けることができます。薬は受診から4日以内に届きます。
配送料は440円。東京都内の一部の地域は即日配送にも対応し、配送料は1050円となります。
対象となるのは、LINEドクターと提携し、院内処方をしている医療機関。病院側が独自に薬を配送するケースはあったものの、LINEが提携するヤマト運輸などの物流業者を活用してもらいます。
これまではオンラインで診療を受けた後に、医療機関に薬を取りに行く必要がありましたが、新型コロナウイルスに感染し外出できないという利用者も多く、コロナ感染者向けにオンライン診療に対応する医療機関を探す機能も備えています。
2022年12月3日(土)
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