東京都内の感染症について、都は26日、10月22日までの1週間の動向を公表しました。
それによりますと、子供を中心に感染する咽頭結膜熱、いわゆるプール熱の感染者数は、1医療機関当たり2・41人で、前の週の1・18倍に増え、引き続き警報の基準を超えています。
また、インフルエンザの感染者数は、1医療機関当たり21・74人で、前の週の1・34倍になり、引き続き注意報の基準を超えています。
一方、新型コロナの感染者数は、1医療機関当たり2・11人で、7週続けて減少しています。
都によりますと、10月16日から22日までの1定点医療機関当たりの患者報告数は2・11人で、前の週の2・33人からさらに減少しました。減少は7週連続で、今年5月の新型コロナ5類移行後で最も低くなりました。
また、10月23日時点の入院患者数は580人で、前の週から約100人減少しました。
専門家は、「入院患者数は引き続き減少し、現時点では入院医療提供体制への大きな負荷はみられない」と分析しています。
都は、換気や、場面に応じたマスクの着用、せっけんでの手洗いなどの感染対策を呼び掛けています。
2023年10月26日(木)
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