ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンを16歳までに接種すると、子宮頸がんの発症リスクが80%下がるとの結果を、国際的非営利団体「コクラン」のチームが24日発表した。性交渉で感染する前の年代で接種を受けることで、感染によって生じるがんの前段階に当たる病変やがん自体を防ぐ効果があることを、多数の研究のデータをまとめて再解析する信頼性の高い手法で示した。
安全性については、立ちくらみなどが特徴の体位性頻脈症候群、強い疲労感が続く筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群、まひ、早発閉経、不妊などSNSで接種との関連が言及される病気に着目。解析では、これらのリスク増加とワクチン接種に関連はみられなかった。
2025年11月24日(月)
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