2022/08/23

🇸🇰声帯ポリープ様変性

声帯全体がむくむ疾患で、声がれなどが発生

声帯ポリープ様変性とは、声帯が全長にわたって水膨れのようにむくんで、はれた状態になる疾患。ポリープ様声帯とも呼ばれます。

声帯は、のど仏を形成する甲状軟骨の中にある縦16~20ミリ、横10ミリ、厚さ3ミリほどの細長い粘膜とその回りにある結合組織に包まれた帯状の器官。左右1枚ずつ、計2枚の対になっています。

声の元になる音は、左右2枚の帯状声帯の声門が男性で毎秒100回、女性で毎秒250回左右に開閉して振動を生じ、その振動の響きや音色が口や鼻の中で変えられて実際の声になるのです。また、声帯は、飲食物が誤って肺に入らないように閉じて誤嚥(ごえん)を防ぎ、肺炎を起こさない役目も果たしています。

この声帯全体が病変になり、水膨れのようにむくんで、はれた状態になるのが、声帯ポリープ様変性です。多くの場合、病変は左右両側の声帯に生じます。

一方、声帯のふちに小さな、いぼのような突起ができる声帯結節や、声帯結節が大きくなってキノコ状になる声帯ポリープは、声帯の一部に限られた病変です。

声帯ポリープ様変性は、声帯の粘膜の下にある固有層に浮腫(ふしゅ)状組織がたまるために生じます。

それにより、声がれ、すなわち嗄声(させい)が起こります。多くは、通常の声よりもずっと低音のガラガラとしただみ声となり、また、のどの乾燥した感じや違和感が継続するようになります。

さらに重症化すると、固有層の浮腫状組織が増えて、のどをふさぐようになり、息苦しさを覚えるようになります。さらにほうっておくと、呼吸困難にまで進行することがあるので注意が必要です。

声帯ポリープ様変性の原因は、喫煙や飲酒などによるのどの刺激と、声の出しすぎなどによるのどの酷使にあります。とりわけ、発症者にヘビースモーカーが多いことから、喫煙は大きな原因と考えられています。軽度の場合、禁煙だけでも症状が改善されることがあるほどです。

声がれなどが2週間以上改善しない場合には、とりわけ喫煙者は喉頭がん(声門がん、声門上がん、声門下がん)の可能性も念頭に入れて、耳鼻咽喉(いんこう)科を受診することが勧められます。

声帯ポリープ様変性の検査と診断と治療

耳鼻咽喉科の医師による診断では、喉頭ファイバースコピー検査、喉頭ストロボスコピー検査で声帯を観察し、水膨れのようにむくんで、はれた状態を確認することにより、容易に判断できます。喉頭がんを疑う声帯の所見がある時には、組織を採取して調べる病理組織検査を行います。

耳鼻咽喉科の医師による治療では、まず禁煙に取り組んでもらいます。禁煙が達成されるだけでも、声帯のはれが軽度の場合は症状が改善されることがあります。

また、消炎剤の投与やステロイドホルモンの吸入(ネブライザー)治療が効果を示すこともあります。

声帯のはれが中程度から高度なものでは、保存的治療は無効なことが多く、声帯粘膜下の浮腫状組織を取り除く喉頭顕微鏡下手術を行います。

手術は全身麻酔で行うため、入院が必要です。また、病理組織検査で悪性化の有無をチェックするので、喉頭がんとの区別も同時に可能になります。手術の後には声帯の傷の安静のために、1週間前後の沈黙期間を設けます。

再発防止のため、禁煙をすることが大切で、飲酒を控えたり、大声を出しすぎてのどを酷使しない心掛けも必要です。

2022/08/22

🟦東京都で新たに1万5085人が新型コロナに感染 2週間ぶりに2万人を下回る

 東京都は22日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の1万5085人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 前週月曜日(2万3135人)から8050人減少し、4日ぶりに前週の同じ曜日を下回りました。1日に発表される感染者の数が2万人を下回るのは、同じ月曜日の8月8日以来、2週間ぶり。22日までの7日間平均は2万4742・6人で、前の週の93・8%となりました。

 東京都の担当者は、「1週間前の月曜日はその前の週の木曜日が祝日で、検査を受けられなかった人がその後になって受けたことなどでふだんの月曜日より感染者が増えていた可能性もある。今後も同じ程度減少するかは明日以降注視する必要がある」と話しています。

 新規感染者を年代別にみると、20歳代が2942人と最も多く、40歳代が2801人、30歳代が2791人と続きました。65歳以上の高齢者は1117人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが1万280人、未接種は2490人でした。

 病床使用率は59・7%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は34・8%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日から2人減の36人でした。

 一方、都は、感染が確認された50歳代から100歳以上の男女合わせて22人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、千葉県内の陽性者登録センターを通じて申請があったのは1998人で、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは717人でした。

 東京都の累計の感染者数は276万4598人となり、累計の死者数は5091人になりました。

 2022年8月22日(月)

🟦全国の新型コロナ感染者14万1059人 前週の月曜よりも2485人増加

 国内では22日午後7時45分の時点で、東京都で1万5085人、福岡県で9336人、神奈川県で9212人、埼玉県で8156人、大阪府で7892人、兵庫県で7263人、愛知県で6120人など全47都道府県と空港検疫で、新たに14万1059人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。新規感染者は前週の同じ月曜日(15日)より2485人多くなりました。

 また、東京都で22人、埼玉県で19人、福岡県で19人、千葉県で18人、鹿児島県で15人、愛知県で12人、高知県で11人、神奈川県で10人、兵庫県で9人、和歌山県で8人、宮城県で7人、宮崎県で7人など計245人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め1734万6188人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて1734万6900人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が3万7308人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて3万7321人となっています。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より8人増えて22日時点で640人となっています。

 一方、福岡県は22日、県内で新たに9336人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。1週間前の月曜日より1200人以上増え、4日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。

 内訳は、福岡市で1632人、北九州市で1400人、久留米市で278人、そのほかの地域で6026人です。

 福岡県内で感染が確認された人は、90万人を超えて延べ90万2015人になりました。

 このほか、県が配布した抗原検査キットによる自主検査で、新たに391人が陽性となったことが確認されました。

 また、40歳代以上の合わせて19人が死亡したことが確認され、福岡県内で死亡した感染者は、1593人となりました。

 21日時点の病床使用率は76・7%で、前日より0・7ポイント上がりました。重症病床使用率は6・9%で、前日より0・5ポイント下がっています。

 2022年8月22日(月)

🟦適正量の20倍、鎮痛剤誤投与で意識不明 石川県立病院、80歳代患者に3200万円賠償金

 石川県立中央病院(金沢市)は22日、県庁で記者会見を開き、同院に入院していた県内在住の80歳代患者について、鎮痛剤の量を誤って多く投与し意識不明にさせる医療事故が起きていたと発表しました。患者は、現在も意識不明の状態が続いているといいます。

 医療事故があったのは2020年12月上旬。同院に入院していた患者が首の痛みを訴えたため、医師が点滴による鎮痛剤の投与を決めました。電子カルテの画面上で鎮痛剤の種類を選び、薬剤師に処方を依頼する際、同名だが濃度と成分量が異なる薬を選んでしまったといいます。

 医師は誤りに気付かず、看護師に鎮痛剤の点滴を指示し、チェックを行う立場の薬剤師と看護師もその誤りに気付かなかったということです。処方された薬は正しい薬の20倍の成分量があり、鎮痛剤の過剰投与となりました。投与後、病室を離れた看護師が、経過観察のため患者のもとを再び訪ねた際、患者は呼吸をしていない状態だったといいます。

 石川県立中央病院は、患者の家族に謝罪した上で、7月、3200万円の賠償金を支払うことで示談が成立したとしています。石川県は賠償費用を盛り込んだ議案を9月議会に提出します。

 22日の記者会見で、岡田俊英院長は「今回の医療事故に関して、患者と家族に深くおわびを申し上げたい。病院としてシステムの見直しや研修を徹底するなど再発防止に努めたい」と述べました。

 2022年8月22日(月)

🟦第一三共ヘルスケア、「胃腸薬グリーン微粒」約17万箱を自主回収

 第一三共ヘルスケアは22日、「胃腸薬グリーン微粒」16万9075箱を自主回収すると発表しました。成分に根拠の不十分な調整が行われていたためで、安全性には問題はなく、健康被害の恐れはないと説明しています。

 回収の対象は、箱の側面に記載されている使用期限が2022年12月から2024年4月の全製品。東亜薬品(富山市)が製造を手掛けており、出荷試験で成分配合量の違いが判明しました。

 承認書が定める試験規格には適合していますが、一部の有効成分に若干の調整が加えられており、その調整の根拠が不十分だったとしています。 

 これまでに健康被害の報告は寄せられていません。

 同シリーズの錠剤や細粒タイプは、問題がないため販売を続けるといいます。

 第一三共ヘルスケアは、「ご心配とご迷惑をお掛けし深くおわび申し上げます」としています。

 問い合わせは通話無料の第一三共ヘルスケア「第一三共胃腸薬グリーン微粒回収センター」、電話(0120)600920。

 2022年8月22日(月)

🇦🇮正中神経まひ

手にとって最も重要な神経が障害を受け、しびれや痛み、運動障害を起こす疾患

正中神経まひとは、手にとって最も重要な神経である正中神経が障害を受け、しびれや痛み、運動障害を起こす疾患。その傷害は、鋭敏な感覚と巧緻(こうち)性を要求される手にとって致命的なダメージになります。

正中神経は、親指から薬指の親指側2分の1までの手のひら側の感覚を支配し、前腕部では前腕を内側にひねるように回す運動である回内や、手首の屈曲、手指の屈曲を支配しています。さらに、手部では親指の付け根の母指球筋という筋肉などを支配していて、親指を手の平と垂直に立てる運動である外転、親指と小指をつける運動である母指対立などを支配しています。

正中神経の傷害がどこで生じているかによって、正中神経まひの症状は異なります。

正中神経は手首部にある手根管という狭いトンネルを通り抜ける構造になっており、周囲三方向を手根骨の壁、残りの一方は強靭(きょうじん)な横手根靱帯(じんたい)によって囲まれています。そのため、この部分で正中神経が圧迫されやすい構造になっており、容易に正中神経が損われて正中神経まひを起こします。これを手根管症候群といいます。

手根管症候群の初期には人差し指、中指がしびれ、痛みが出ますが、最終的には親指から薬指にかけての親指側にしびれ、痛みが出ます。

このしびれ、痛みは明け方に強く、目を覚ますと指がしびれ、痛みます。ひどい時は夜間の睡眠中に、痛みやしびれで目が覚めます。この際に手を振ったり、指を曲げ伸ばしすると、楽になります。手のこわばり感もあります。

進行すると親指の付け根の母指球筋がやせてきて、親指と人差し指できれいな丸(OKサイン)ができなくなります。細かい作業が困難になり、縫い物がしづらくなったり、細かい物がつまめなくなります。

手根管症候群は原因が見いだせない特発性というものが多く、原因不明とされています。妊娠期や出産期、更年期の女性に多く生じるのが特徴で、骨折や脱臼(だっきゅう)などのけが、仕事やスポーツでの手の使いすぎ、腎不全のために人工透析をしている人などにも生じます。腫瘍(しゅよう)や腫瘤(しゅりゅう)などの出来物でも、生じることがあります。

妊産婦と中年の女性にはっきりした原因もなく発症する特発性の手根管症候群は、女性のホルモンの乱れによって、正中神経とともに手根管を通っている滑膜性の腱鞘(けんしょう)がむくむのが誘因と考えられ、手根管の内圧が上がり、圧迫に弱い正中神経が偏平化して症状を示すと見なされています。けがによるむくみや、手の使いすぎによる腱鞘炎などでも、同様に正中神経が圧迫されて症状を示すと見なされています。

前腕から手首までの間の正中神経の傷害では、手根管症候群と同様に、親指から薬指にかけての親指側のしびれと痛み、親指の付け根の母指球筋の障害を示します。肘より上のレベルの外傷による正中神経の傷害では、まひの程度はさまざまです。

指にしびれ、痛みがあり、朝起きた時にひどかったり、夜間睡眠中に目が覚めるようなら、整形外科、ないし神経内科を受診することが勧められます。

正中神経まひの検査と診断と治療

整形外科、神経内科の医師による診断では、神経伝導検査と筋電図検査を行うことで、正中神経の障害の程度や正確な障害部位が評価できます。

手根管症候群による正中神経まひの場合は、手首の手のひら側を打腱器などでたたくとしびれ、痛みが指先に響きます。これをティネル様サイン陽性といいます。手首を手のひら側に最大に曲げて保持し、1分間以内にしびれ、痛みが悪化するかどうかをみる誘発テストを行い、症状が悪化する場合はファレンテスト陽性といいます。母指球筋の筋力低下や筋委縮も診ます。

神経伝導検査と筋電図検査を行い、手根管を挟んだ正中神経の伝導速度を測定します。正中神経を電気で刺激してから筋肉が反応するまでの時間が、手根管症候群では長くなります。知覚テスターという機器で感覚を調べると、手根管症候群では感覚が鈍くなっています。 腫瘤が疑われるものでは、エコーやMRIなどの検査を行います。

首の病気による神経の圧迫や、糖尿病性神経障害、手指のほかの腱鞘炎との鑑別も行います。

整形外科、神経内科の医師による治療では、消炎鎮痛剤やビタミンB12などの内服薬、塗布薬、運動や仕事の軽減、手首を安静に保つための装具を使用した局所の安静、腱鞘炎を治めるための手根管内腱鞘内へのステロイド剤注射など、保存的療法が行われます。

保存的療法が効かない難治性のものや、母指球筋のやせたもの、骨折や脱臼などの外傷や腫瘤によるものなどは、手術が必要になります。以前は手のひらから前腕にかけての大きな皮膚切開を用いた手術が行われていましたが、現在はその必要性は低く、靭帯を切って手根管を開放し、神経の圧迫を取り除きます。手根管の上を4~5cm切って行う場合と、手根管の入り口と出口付近でそれぞれ1~2cm切って内視鏡を入れて行う場合とがあります。

とりわけ母指球筋のやせたものは、手術を含めた早急な治療が必要となります。母指球筋のやせた状態が長く続くと、手根管を開放する手術だけでは回復せず、腱移行術という健康な筋肉の腱を移動する手術が必要になります。

🇸🇭正中部母斑

新生児期から生じ、額の真ん中、上まぶたの内側、後頭部からうなじにかけての中心部などにみられる赤あざ

正中部母斑(ぼはん)とは、新生児期から乳児初期に生じ、額の真ん中、上まぶたの内側、うなじなどにみられる境界が不明瞭で、平らな赤あざ。

この正中部母斑には、サーモンパッチとウンナ母斑の2型があります。サーモンパッチのほうは、新生児や乳児の額の中央、眉間(みけん)、上まぶた、上唇、鼻背など顔の中央に近い部分に現れる、紅鮭(べにざけ)の赤身に似た淡紅色ないし暗赤色のあざです。ウンナ母斑のほうは、後頭部からうなじ(頸〔けい〕部)にかけて現れる赤いあざです。

正中部母斑の原因は、皮膚の真皮表層で毛細血管が拡張したり、増殖するためだとされています。毛細血管の内部の血液によって、皮膚の表面が赤く見えます。

サーモンパッチの多くは、帯状や逆三角形の形をしており、平らで濃淡のむらは少なく、境界線は不明瞭です。新生児の20〜40パーセントに現れると見なされています。

圧迫すると一時的に色が消えることが特徴で、新生児が力んだり、泣いたりすると、色が濃くなることがあります。

生後6カ月くらいで薄くなり、上まぶたにあるサーモンパッチの大部分は、1歳ごろまでに自然に消失します。眉間から額の中央、上唇にあるサーモンパッチの大部分も、1歳6カ月ごろまでに自然に消失します。

しかし、眉間から額の中央にあるサーモンパッチは、まれに成人になっても残ります。成長とともに拡張した血管が自然に細かくなって目立たなくなっても、やはり力んだり泣いたり、飲酒したりすると赤く浮かび上がることがあるという人は、多いようです。

1歳をすぎてもサーモンパッチが消えない場合は、念のため皮膚科の医師を受診することが勧められます。サーモンパッチが残っている成人で、どうしても気になる人も、治療を受けることが勧められます。

ウンナ母斑にも、盛り上がりなどの凹凸はなく、平らです。サーモンパッチに比して、赤みがいくぶん強く、濃淡のむらは少なく、境界線は不明瞭です。サーモンパッチと同じく、新生児の20〜40パーセントに現れると見なされています。

生まれ付き現れるものが多いため、親が経過を見守ることが、大切になってきます。欧米では、コウノトリが新生児を運んでくるとの言い伝えから、ウンナ母斑を「コウノトリのくちばしの跡」とか、 新生児の誕生を祝って天使が付けたキスマークだなどといいます。

消えるまでには時間が必要ですが、悪性になることはない上、3歳くらいまでには半数が自然に消えるとされています。成人まで残ってしまう確率は、10パーセント程度だとされています。

病変の部分によっては髪の毛で隠れることもあって、治療をしないという人も多くいます。しかし、ウンナ母斑は、病変の部分や合併する症状でスタージ・ウェーバー症候群、クリッペル・ウェーバー症候群という疾患の可能性を持っていることがあるので、治療をしない場合でも一度、皮膚科の医師を受診しておくと安心できます。

ウンナ母斑が残っている成人で、どうしても気になる人も、皮膚科の医師の治療を受けることが勧められます。

正中部母斑の検査と診断と治療

皮膚科の医師は通常、見た目と経過から診断します。スタージ・ウェーバー症候群やクリッペル・ウェーバー症候群が疑われる場合には、画像検査などが必要になります。

一般的には、サーモンパッチは自然に消えていく場合が多いので、治療せずに経過をみます。単に色調だけを自然経過よりも早期に淡くしたい場合には、パルス色素レーザー治療を行います。完全に消えず成人まで残る可能性があるもの、成人になっても残ったものは、露出部位のあざなので、パルス色素レーザー治療を行います。

パルス色素レーザー治療は、傷を残さずに赤みを消退させることができます。術後に残った傷が目立ちますので、手術を行うことはありません。

ウンナ母斑は、髪の毛に隠れて目立たない部位に生じるので、ほとんど治療をせずに経過をみます。単に色調だけを自然経過よりも早期に淡くしたい場合には、パルス色素レーザー治療を行います。ただし、毛根を焼いてしまうので、その部分の髪の毛が薄くなってしまうこともあります。0歳児でレーザー治療を始めるかは、家族の希望に従って行われます。

成人まで残っていても、悪性になることはないため、大半は治療をしません。美容的に気になる場合には、パルス色素レーザー治療を行います。

🟥広島で被爆した在外被爆者訴訟、国に賠償命じる判決 広島地裁

 広島で被爆した後に朝鮮半島へ移り住み、健康管理手当が受けられなかった在外被爆者の遺族が国に賠償を求め、請求権が消滅したかどうかが争われた裁判で、広島地方裁判所は、時効が成立するとした国の主張は権利の乱用だとして、国に賠償を命じる判決を言い渡した。  戦後、海外に移り住んだ在外...