2022/09/19

🟧全国で新たに6万4044人が新型コロナに感染 前週比1万7400人減

 国内では18日午後6時の時点で、東京都で8077人、神奈川県で4457人、大阪府で4286人、埼玉県で4187人、愛知県で3774人など全47都道府県と空港検疫で、新たに6万4044人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。1日当たりの新規感染者は前週日曜日と比べ約1万7400人減少しました。

 また、大阪府で14人、千葉県で6人、大分県で6人、東京都で6人、京都府で5人、兵庫県で5人、愛知県で5人、岐阜県で4人、広島県で4人、栃木県で4人、青森県で2人、三重県で1人、佐賀県で1人、北海道で1人、埼玉県で1人、宮崎県で1人、山口県で1人、石川県で1人、茨城県で1人、静岡県で1人、鳥取県で1人、鹿児島県で1人の合わせて72人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め2071万1290人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて2071万2002人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万3769人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万3782人です。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より2人増えて18日時点で311人となっています。

 一方、大阪府は18日、新型コロナウイルスの新たな感染者を4286人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(5774人)と比べ1488人減りました。府内の感染者の累計は205万1549人となりました。

 新たに60~90歳代の男女14人の死亡が判明し、府内の累計死者数は6346人。

 18日時点の重症者は前日と同じ41人で、重症病床(597床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は12・4%になりました。軽症・中等症病床には1564人が入院しており、軽症・中等症病床(4155床)の使用率は37・6%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は129人でした。自宅療養者は4万4853人。公費によるPCR検査などを1万9483件実施しました。

 2022年9月19日(月)

🟧東京都で8077人が新型コロナ感染 前週比327人増加

 東京都は18日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の8077人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1週間前の日曜日より327人増え、前の週の同じ曜日を上回るのは8月21日以来、28日ぶりです。18日までの7日間平均は8379・9人で、前の週の86・3%となりました。

 新規感染者を年代別にみると、40歳代が1310人と最も多く、30歳代が1296人、10歳未満が1247人で続きました。65歳以上の高齢者は708人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが4927人、未接種は1703人でした。

 病床使用率は、30・9%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は、22・9%となりました。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、17日から1人増え25人でした。

 一方、都は、感染が確認された60歳代から90歳代の男女合わせて6人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは129人でした。他県内の陽性者登録センターなどを通じた申請はありませんでした。

 東京都の累計の感染者数は310万1305人となり、累計の死者数は5734人になりました。

 2022年9月19日(月)

🇹🇷視力障害

■目が見えにくいのはなぜ■
 物がはっきり見えなくなる原因は、加齢のせいばかりとは限りません。目の怖い病気が潜んでいる場合も、あり得るのです。
 人間の目には120万から130万本もの視神経があり、膨大な量の情報を処理していますが、この視神経は年を加えるとともに年間、約5000本が失われていきます。同時に、目の組織自体も活性酸素などによる老化現象によって年々、感度が悪くなっていきます。年とともに、レンズの働きを担う水晶体の弾力性も失われていきますので、物がはっきり見えにくくなっていくのは、ある程度、仕方のないことです。
 しかしながら、見えにくさの背後に、失明の危険がある病気が隠れている可能性も、あります。「私も年だから」と放っておくと、病気が進行して取り返しのつかないことになりかねません。
 最近の傾向としては、パソコンやゲームの画面に視線を集中して、まばたきが減るために角膜が乾燥するドライアイが、確実に増えています。目の病気に直接つながることはありませんが、注意が必要でしょう。
●自覚症状がある障害
《老眼》
●近くだけが見えにくい
 40代くらいから、水晶体の弾力性が失われ、ピントを合わせることができなくなります。そのために、30~35センチの読書距離に焦点を合わせることが、むずかしくなります。
《白内障》
●霧の中にいるようにぼやける ●まぶしく感じる
 水晶体を形成する蛋白質が白く濁る病気。水晶体の周りから濁っていくケースが多く、初期には視野の中心は正常に見えるために、気が付かないこともあります。60代で60パーセント、80代ではほとんどの人が、発症しています。
《飛蚊(ひぶん)症》
●黒い点や糸くずなどがちらつく
 硝子体(しょうしたい)という眼球を満たすゼリー状の組織の中に濁りが出て、眼球の動きとともに、濁りの影が網膜に落ちて、ちらつきが起こります。加齢による硝子体の変性が原因であれば、それほど心配はありません。
  注意が必要なのは、稲妻のような光が見えた後、飛蚊症が生じた場合です。網膜に穴が開いた可能性があり、早急な治療を要します。
●意識的に自分でチェックすべき障害
《網膜剥離(はくり)》
●見えにくい部分がある ●像がゆがむ
 網膜に穴が開き、液体が網膜の下に入って網膜が浮き上がり、はがれてしまうもの。どんどんはがれてしまうため、早期発見が大切となります。
 発症には二つのピークがあり、30代と50~60代。
《黄斑(おうはん)変性症》
●視野の中心が見えない ●ゆがんで見える ●視力が非常に落ちる
 年齢を加えるのにつれて、網膜の中心部にある黄斑部の働きが悪くなって、発症するもので、欧米では失明原因のトップです。日本でも増加傾向にあり、高齢化や食生活の欧米化が原因と見られています。
●自覚症状がなく危険な障害
《緑内障》
 眼球内部を満たす液体は、常に入れ替わっています。その出口がふさがれて眼圧が高くなるなどが原因となって、視神経が傷付き、視野が狭くなるもので、徐々に進行します。自分では気付かないことが多いので、眼科での眼圧、眼底、視野の検査が必要です。
  潜在的な患者は、40代以降で17人に1人と推定されています。
《糖尿病網膜症》
 日本人の失明原因で最も多いのが、実は糖尿病の合併症です。糖尿病は血管に大きな負担がかかるせいで、網膜に張り巡らされた細い血管がもろくなり、破れて出血すると視力障害を引き起こします。
 糖尿病の人は白内障、緑内障にもなりやすく、注意が必要です。
■対策へのアドバイス■
●毎日、片目ずつチェック
 通常のように両目で見ると、片目の視野が欠けていても、もう一方の目で補ってしまいます。手で片目を隠し、視野が欠けていないか、物がゆがんで見えないか、二重に見えないか、見え方が左右で違わないかなど、チェックを行いましょう。  毎朝、窓の外や鏡などを見て調べる習慣をつけましょう。
●定期検査を受ける
 緑内障では、眼圧が正常の範囲内に収まっているケースが6割を占めているため、内科の定期検診では見逃される場合もあります。眼圧に加えて、眼底と視野の検査をすればわかりますので、心配な人は眼科で検診を受けましょう。
 また、網膜には痛みの神経がないために、穴が開いたり、出血したりしても、痛みを感じません。とりわけ糖尿病や高血圧、動脈硬化がある人は、眼底の異常を起こしやすいので、年に2回の眼底検査を受けましょう。
●紫外線を避ける
 紫外線は化学作用が強く、目の老化を早めます。眼鏡をかけている人は、UV カットのものにし、白内障で光がまぶしく感じられる人は、波長の短い光をカットする黄色やオレンジ、赤系統のサングラスをかけるのがお勧めです。
●パソコンを使いすぎない
 人間は通常、1分間に15~20回のまばたきをして、目の乾燥を防いでいます。ところが、パソコンやゲームの画面を見ている際には、極端に減り、5回以下になってしまいます。目は乾燥すれば自然に涙が出て潤いますが、高齢になると涙の分泌が減るために、角膜が乾いてトラブルも起こりやすくなります。
 「目が疲れたな」と自覚したら、目薬を差すなどして注意しましょう。目薬の中でも、防腐剤の入っていない人工涙液の使用がお勧めです。
●緑黄色野菜をたっぷりと
 目の老化を予防する栄養素を含む食材としては、抗酸化作用のあるビタミンを含む緑色野菜と黄色野菜、いわゆる緑黄色野菜がお勧めです。
 また、ビタミンとともに最近、注目されているのがルテインで、ホウレンソウやブロッコリーなどに豊富に含まれています。ルテインは目の水晶体や黄斑部に分布していますが、人間の体内では作ることができないため、食物から摂取しなければなりません。
 ルテインが不足すると、白内障や黄斑変性症のリスクが高まると見なされています。

2022/09/18

🟧中国でコロナ隔離施設への搬送バス横転、27人死亡 「ゼロコロナ」で失われた命と批判

 18日未明、中国南部貴州省の高速道路で、走行中の大型バスが横転する事故があり、同日正午時点で27人の死亡が確認されました。地元の警察が発表しました。バスには47人が乗っており、残る20人は救命治療中だといいます。

 事故が起きた同省三都県の政府関係者によると、新型コロナウイルス対策で隔離施設に人を移送する途中だったといいます。

 事故が起きたのは、省都・貴陽市の南東にある三都県の高速道路上。同県の政府関係者はバスが貴陽市の隔離対象者を市外の施設に移送する途中だったことを認めた上で、バスは同省が手配し、同県を通過していたとしています。バスの横転から半日以上たっているものの、同日夕時点で、被害者の詳細やバスがどこへ向かっていたのかなどは公表されていません。

 貴陽市は17日、新型コロナの感染拡大を受け、感染リスクが高いと判断した地域の住民約1万人を隔離施設に移動させると発表していました。

 中国では、ゼロコロナ政策を続ける政府の方針のもと、地域を丸ごと封鎖したり、感染者や濃厚接触者を隔離施設に移送したりするなどの対策をとっています。中国のSNS上では、「コロナでなく、コロナ対策によって失われた命だ」「なぜ真夜中に隔離のため人を移送していたのか」「情報を早く出せ」などの批判する投稿が相次いでいます。

 2022年9月18日(日)

2022/09/16

🟧東京都、8636人の新型コロナ感染確認 10歳未満含む13人死亡

 東京都は16日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の8636人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1週間前の金曜日より604人減り、26日続けて前の週の同じ曜日を下回りました。16日までの7日間平均は8614・4人で、前の週の83・3%となりました。

 新規感染者を年代別にみると、30歳代が1541人と最も多く、40歳代が1498人、10歳未満が1227人で続きました。65歳以上の高齢者は752人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが5434人、未接種は1734人でした。

 病床使用率は、32・6%。また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は、23・6%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日と同じ26人でした。

 一方、都は感染が確認された10歳未満の女の子1人と60歳代から100歳以上の男女の合わせて13人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは166人でした。他県内の陽性者登録センターなどを通じた申請はありませんでした。

 東京都の累計の感染者数は308万5210人となり、累計の死者数は5718人になりました。

 2022年9月16日(金)

🟧100歳以上、初めて9万人超える 女性が88%、最高齢は115歳

 「敬老の日」(今年は19日)を前に、厚生労働省は16日、全国の100歳以上の高齢者が過去最多の9万526人になったと発表しました。9万人を超えるのは初めてで、昨年から4016人増え52年連続増。全体のうち女性が8万161人と88・6%を占めました。男性は1万365人。最高齢は115歳でした。

 厚労省の担当者は、「医療や介護が充実していることなどが増加の要因だ」とした上で「増加数の伸び率は落ち着きつつある」と説明しました。

 老人福祉法で「老人の日」と定めた15日時点で100歳以上の高齢者の数を、1日時点の住民基本台帳を基に集計しました。昨年からの増加数は男性が305人、女性は3711人。

 2022年度中に新たに100歳となる見込みの高齢者は、9月1日時点で海外在住者や永住外国人を含めて4万5141人。前年度から1508人増えて過去最多となりました。政府は対象者に、自治体や大使館を通じてお祝い状と銀杯を贈ります。

 女性の最高齢は大阪府柏原市の巽(たつみ)フサさんで、1907年(明治40年)4月25日生まれの115歳。男性は広島県神石高原町の中村茂さんで、1911年(明治44年)1月11日生まれの111歳。

 人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は72・13人。都道府県別では島根県が10年連続最多で142・41人、次いで高知県136・84人、鳥取県132・60人の順でした。一方、最少は埼玉県43・62人で、愛知県44・78人と千葉県50・98人が続きました。100歳以上が占める割合は、高齢化が進む地方部で高くなり、働く世代や子供が多い都市部で低くなる傾向があります。

 100歳以上の高齢者は調査を始めた1963年が153人で、1981年に1000人を突破。医療の進歩や健康意識の高まりで長寿化が進み、1998年に1万人を突破し、2012年には5万人を超えました。増加傾向は続くとみられます。

 厚労省によると、2021年の日本人の平均寿命は女性が87・57歳、男性が81・47歳となり、男女とも10年ぶりに前年を下回りました。新型コロナウイルス流行の影響とみられます。

 2022年9月16日(金)

🟧新型コロナの自宅療養者、45%減の58万人に

 新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は、14日の時点では58万人余りだったことが厚生労働省のまとめでわかりました。

 ただ、感染した人の詳しい報告の対象を限定する運用が始まっている6つの県については、詳細な把握が困難だとして今回の集計には含まれておらず、厚生労働省は今後、必要な情報が得られるようにするための対策を進めることにしています。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養している人は、9月14日の時点で58万1982人でした。100万人を超えていた先週から45%減りました。減少は3週連続となります。

 都道府県別では、大阪府が最も多く5万7728人、奈良県が5万1252人、愛知県が4万4131人などとなっています。

 また、入院が必要と判断された人のうち、受け入れ先を調整中だった人は345人でした。

ただ、感染した人についての医療機関からの詳しい報告の対象を高齢者などに限定し、対象とならない人は年代と総数のみを報告する運用を行っている宮城、茨城、三重、鳥取、佐賀、長崎の6県については、自宅で療養している人などの詳細な人数の把握は困難だとして、集計には含まれていません。

 感染者の詳しい報告の対象を限定する運用は、9月26日から全国一律で始まることになっており、厚労省は今後、必要な情報が得られるようにするための対策を進めることにしています。

 2022年9月16日(金)

🟪「健康寿命」ほぼ横ばいで推移、厚労省発表 男性72・57歳、女性75・45歳

 厚生労働省は24日、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」が、2022年は男性72・57歳、女性75・45歳だったと公表しました。前回調査の2019年(男性72・68歳、女性75・38歳)から、ほぼ横ばいで推移しました。  健康寿命は3年...