2023/02/05

🟪全国の新たな新型コロナ感染、3万8581人 前週比1万6000人減

 厚生労働省は3日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で3万9924人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約1万4000人少なくなりました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、愛知県で30人、大阪府で24人、東京都で17人、神奈川県で14人、兵庫県で13人、静岡県で13人、千葉県で11人、埼玉県で11人、新潟県で8人、京都府で7人、大分県で7人、福岡県で6人、茨城県で6人、長崎県で6人、北海道で5人、福島県で5人、青森県で5人、山梨県で4人、香川県で4人、奈良県で3人、宮崎県で3人、岡山県で3人、熊本県で3人、群馬県で3人、三重県で2人、和歌山県で2人、山口県で2人、岐阜県で2人、広島県で2人、栃木県で2人、滋賀県で2人、秋田県で2人、鹿児島県で2人、宮城県で1人、富山県で1人、山形県で1人、岩手県で1人、徳島県で1人、愛媛県で1人、高知県で1人、鳥取県で1人の合わせて237人、累計で6万9033人となっています。

 都道府県別の新規感染者は東京都の2941人が最多で、大阪府2861人、愛知県2473人、神奈川県2368人、福岡県1939人、兵庫県1910人、静岡県1759人、埼玉県1733人、千葉県1631人と続きました。北海道は1058人でした。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、3日時点で440人となっています。重症者の数は、2日と比べて35人減りました。

 一方、厚生労働省は3日、大阪府内で新たに2861人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は277万8570人となりました。

 また、24人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8081人となっています。重症者は2日より4人少ない74人です。

 2023年2月4日(土)

2023/02/04

🟪東京都、新たに2992人が新型コロナ感染 前週より1523人減

 厚生労働省は4日、東京都内で新たに2992人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の土曜日より1523人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは18日連続です。

 50歳代の男性1人と70歳代~90歳代の男女17人、計18人の死亡も発表しました。

 4日までの週平均の感染者は3364・9人で、前週(4985・7人)の67・5%でした。

 4日の新規感染者の年代は40歳代の515人が最多で、30歳代489人、20歳代404人、50歳代369人、10歳代305人など。65歳以上は462人でした。発表人数以外に、医師の陽性判定を受けていない感染者も少なくないとみられます。

 入院しているのは2244人で、このうち「人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は、前日より4人増えて38人です。

 重症者用の病床使用率は前日から0・5ポイント下がって23・8%、全体の病床使用率は前日から1・7ポイント下がって41・0%になっています。

 2023年2月4日(土)

🟪新型コロナ、アメリカの新規感染者の6割超「XBB・1・5」

 アメリカで急速に広がっている新型コロナウイルスのオミクロン型の変異ウイルスの1つ「XBB・1・5」について、アメリカ疾病対策センター(CDC)は、新たに感染した人の6割余りが、このウイルスに感染しているとする最新の推計を発表しました。

 アメリカのCDCは2月4日までの1週間に、国内で新型コロナに新たに感染した人のうち、66・4%がオミクロン型の「XBB・1・5」に感染しているとする推計を発表しました。

 前週の55・9%と比べると10ポイント余り、前々週の49・1%と比べると17ポイント余りの増加となり、昨年12月以降、アメリカでの拡大が続いています。

 一方、アメリカで新たに報告された感染者の数は、2月1日の時点で1日平均約4万人と4週連続で減少傾向を示していますが、この中に検査キットを使って自分で調べたケースは含まれていません。

 また、新たに入院する患者の数は、1月31日の時点で1日平均約3900人、死者の数は2月1日の時点で1日平均約490人で、いずれも1月中旬以降は、おおむね減少する傾向を示しています。

 「XBB・1・5」について、世界保健機関(WHO)は感染した場合の重症度が上がっているという兆候は、今の段階では認められないとする一方、世界的な感染者数の増加につながる可能性があると指摘しています。

 2023年2月4日(土)

🟪全国のインフルエンザ患者数、3年ぶり注意報レベルに 東京都がインフルエンザ「流行注意報」発出

 厚生労働省は3日、全国的にインフルエンザの流行が「注意報」水準になったと発表しました。1月29日までの1週間に、全国約5000カ所の定点医療機関から報告された患者数は5万1219人。1医療機関当たり10・36人となり、注意報の目安となる「10人」を超えました。

 新型コロナの感染拡大が起きてから2シーズンは大きな流行がなく、全国的に注意報水準となるのは2019~2020年シーズン以来。

 都道府県別では、沖縄県が41・23人と最多で、福井県25・38人、大阪府24・34人、福岡県21・7人、京都府20・24人と続き、西日本地域での流行が目立ちました。東京都は9・15人、神奈川県は9・88人など、関東でも増加傾向にあります。

 インフルエンザの患者が増え、流行が広がっているとして、東京都は2日、2019年以来となるインフルエンザの「流行注意報」を出しました。

 都によりますと、1月29日までの1週間に、都内の419の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は3788人に上りました。

 一定数の患者が出た保健所管内の人口の合計が都全体の30%を超えると、都は、インフルエンザの「流行注意報」を出すことにしていて、今回、34・86%に上ったことから2日、注意報を出しました。

 都内では学校や社会福祉施設などでインフルエンザの集団感染が相次いでいて、昨シーズンは1月下旬まで2件だったのに対し、今シーズンは394件確認されているということです。

 都は、ワクチンの接種やこまめな手洗い、それに、乾燥を防ぐための室内の適度な湿度の確保など感染対策を徹底してほしいとしています。

 また、発熱した場合は、新型コロナウイルスの感染の疑いもあるため、発熱外来の受診や発熱相談センターの利用などを呼び掛けています。

 2023年2月4日(土)

🟪田辺三菱製薬、新型コロナワクチン事業から撤退を発表 カナダで承認も商用化を断念

 大阪市に本社を置く「田辺三菱製薬」は3日、開発を進めていた新型コロナウイルスのワクチンの事業から撤退すると発表しました。

 ほかの製薬会社が開発したワクチンがすでに普及していることや、量産化に向けた課題があり、撤退を決めたとしています。

 田辺三菱製薬では、カナダにある子会社の「メディカゴ」が、イギリスの製薬会社と共同で開発した新型コロナウイルスのワクチンが2022年2月に現地で承認され、日本国内でも臨床試験を進めていました。

 しかし、他社が開発したコロナワクチンの普及や、世界的な需要の減少に加えて、商用化に向けた大量生産体制の構築に課題があるとして、ワクチンの開発から撤退しメディカゴのすべての事業を清算すると、3日発表しました。

 開発を進めていたワクチンは、生育が早いタバコ属の植物にウイルスの遺伝子を組み込み、葉の細胞から粒子を抽出する手法で作られており、2度から8度の温度で保存できるため、運びやすいメリットがあるとされていました。

 メディカゴは現在、田辺三菱製薬の100%子会社ですが、カナダで承認を受けた時点ではアメリカのたばこ大手フィリップ・モリス・インターナショナルが出資していたため、たばこ産業に厳しい対応を取る世界保健機関(WHO)が緊急使用承認を認めない方針を示したという経緯もありました。

 国内の製薬会社が開発を進める新型コロナのワクチンを巡っては、塩野義製薬と第一三共がそれぞれ国に承認を求める申請を行っていて、対応が分かれる形となりました。

 2023年2月4日(土)

🟪新型コロナ、全国の新規感染者3万9924人確認 死者は237人

 厚生労働省は3日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で3万9924人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約1万4000人少なくなりました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、愛知県で30人、大阪府で24人、東京都で17人、神奈川県で14人、兵庫県で13人、静岡県で13人、千葉県で11人、埼玉県で11人、新潟県で8人、京都府で7人、大分県で7人、福岡県で6人、茨城県で6人、長崎県で6人、北海道で5人、福島県で5人、青森県で5人、山梨県で4人、香川県で4人、奈良県で3人、宮崎県で3人、岡山県で3人、熊本県で3人、群馬県で3人、三重県で2人、和歌山県で2人、山口県で2人、岐阜県で2人、広島県で2人、栃木県で2人、滋賀県で2人、秋田県で2人、鹿児島県で2人、宮城県で1人、富山県で1人、山形県で1人、岩手県で1人、徳島県で1人、愛媛県で1人、高知県で1人、鳥取県で1人の合わせて237人、累計で6万9033人となっています。

 都道府県別の新規感染者は東京都の2941人が最多で、大阪府2861人、愛知県2473人、神奈川県2368人、福岡県1939人、兵庫県1910人、静岡県1759人、埼玉県1733人、千葉県1631人と続きました。北海道は1058人でした。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、3日時点で440人となっています。重症者の数は、2日と比べて35人減りました。

 一方、厚生労働省は3日、大阪府内で新たに2861人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は277万8570人となりました。

 また、24人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8081人となっています。重症者は2日より4人少ない74人です。

 2023年2月4日(土)

2023/02/03

🟪加熱式たばこも、コロナ感染や重症化リスクを高める 大阪公立大など発表

 煙が少ないとされる「加熱式たばこ」も通常の紙巻きたばこと同様に、吸うと新型コロナウイルスに感染したり、重症化したりしやすくなる傾向があることがわかったと、大阪公立大と大阪国際がんセンターの研究チームが発表しました。両方のたばこを吸う人は、よりリスクが高いといいます。論文がイギリスの科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」に掲載されました。

 研究チームの浅井一久准教授(呼吸器内科学)らは、インターネット調査会社が2022年2月に行った生活状況調査のデータを活用。オンラインでのアンケートに回答した3万130人のうち、2020~2021年に1度だけ感染した1097人について、喫煙と感染、重症化の関係を分析しました。

 その結果、感染者の割合は、吸ったことがない人で2・34%、通常の紙巻きたばこだけ吸う人では2・58%だったのに対して、加熱式たばこだけ吸う人は4・81%、両方吸う人では19・27%に達していました。

 一方、感染者のうち入院した人の割合は、吸ったことがない人は23・3%だったのに対して、通常の紙巻きたばこだけ吸う人は37・6%、加熱式たばこだけ吸う人は37・7%とほぼ同じで、両方吸う人は69・5%と最も高くなりました。

 いずれの結果でも、性別や年齢による明確な差はなかったとしています。ただ、1日に吸う本数、吸い始めた時期と種類、入院期間の違いなどは調べていません。

 喫煙とコロナ感染の関係を巡っては、喫煙者ではウイルスが気道の奥から体内へ侵入しやすくなるほか、ワクチン接種後にできる抗体の量も減りやすく、感染や重症化のリスクが高まることが海外の研究で判明。世界保健機関(WHO)も注意を呼び掛けています。

 黒澤一・東北大教授(産業医学)は、「喫煙が新型コロナの感染や重症化のリスクを高めることは指摘されているが、加熱式たばこの影響も確かめられたことは意義深い。喫煙者や家族は注意してほしい」と話しています。

 2023年2月3日(金)

🟪島根県大田市内の養鶏場で鳥インフルエンザ確認 ニワトリ40万羽殺処分始まる 

 島根県は31日未明、会見を開き、大田市にある県内最大の養鶏場で、死んでいたニワトリから高病原性の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表しました。午前9時すぎから、この養鶏場で飼育されている採卵用のニワトリ40万羽の殺処分を始めました。  県は、「感染したニワトリの卵や肉は...