2023/02/15

🟪新型コロナ、全国で新たに2万8772人感染 死者は213人

 厚生労働省は15日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で2万8772人確認されたと発表しました。前週の水曜日より1万2800人減りました。

 また、国内で亡くなった人は、福島県で46人、兵庫県で12人、東京都で12人、千葉県で11人、静岡県で9人、埼玉県で8人、大阪府で8人、福岡県で8人、北海道で7人、新潟県で7人、奈良県で6人、栃木県で6人、熊本県で6人、愛媛県で5人、愛知県で5人、沖縄県で5人、京都府で4人、大分県で4人、山口県で4人、岐阜県で4人、長崎県で4人、佐賀県で3人、宮城県で3人、岡山県で3人、広島県で3人、群馬県で3人、鹿児島県で3人、島根県で2人、神奈川県で2人、長野県で2人、高知県で2人、三重県で1人、宮崎県で1人、山梨県で1人、滋賀県で1人、福井県で1人、香川県で1人の合わせて213人、累計で7万1136人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の1858人。次いで愛知県の1814人、大阪府の1744人、兵庫県の1620人、福岡県の1425人、静岡県の1398人、神奈川県の1321人、広島県の1060人、埼玉県の1021人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、15日時点で258人となっています。重症者の数は、14日と比べて12人減りました。

 一方、厚生労働省は15日、大阪府内で新たに1744人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は280万1701人となりました。

 また、8人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は、合わせて8266人となっています。重症者は、14日より2人少ない45人です

 2023年2月15日(水)

🟪東京都、マスク着用3月13日から個人判断を尊重 混雑した電車やバスに乗る場合は推奨

 新型コロナ対策としてのマスクの着用について、東京都は3月13日から、個人の判断を尊重するものの、重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、通勤ラッシュなどで混雑した電車やバスに乗る場合などでは着用を推奨することになりました。

 新型コロナ対策としてのマスクの着用について、東京都は14日に開かれた対策本部会議で、政府の指針を踏まえた、3月13日からの対応をまとめました。

 都は3月13日以降、都民に対し、基本的な感染防止対策を引き続き行ってほしいとした上で、マスクの着用については「屋内・屋外を問わず、個人の判断を尊重する」としています。

 ただ、高齢者など重症化リスクの高い人への感染を防ぐため、医療機関を受診する際や、高齢者施設などを訪れる際、通勤ラッシュなどで混雑した電車やバスに乗る際、施設の利用やイベント参加時に事業者から呼び掛けられた際は「マスクの着用を推奨する」としています。

 一方で、新型コロナの症状がある人や、家族に検査で陽性となった人がいる場合は、外出を控え、通院などの際にはマスクを着用するよう求めています。

 事業者に対しては、マスクの着用が個人の判断にゆだねられることを踏まえた上で、各業界団体が修正したガイドラインを遵守するよう求めています。

 飲食店については、十分な感染対策を行っている飲食店を都が認証する「第三者認証制度」の基準から、客や従業員にマスクの着用を求める項目を削除することを盛り込んでいます。ただ、飲食店から、感染対策などのために、客や従業員に対してマスクの着用を求めることができるとしています。

 このほか、都立学校では、4月1日以降、「マスクの着用を求めないことを基本とする」としており、3月に行われる卒業式については児童や生徒、教員に限りマスクを外すことを基本としています。

 会議の中で小池百合子知事は、「マスクの着用については混乱が生じないよう、都民や事業者に丁寧に発信してほしい。感染対策をしっかりと行いつつ、みんなの笑顔がわかり、思い出に残る卒業式になってほしい」と述べました。

 東京都医師会の尾崎治夫会長は14日の会見で、「屋外でマスクの着用は必要ない。ただ、屋内で外すなら、部屋の換気がよくされていることや、ある程度換気が悪くても空気清浄機を置いてウイルスを除去するなど、環境整備が必要だ」と述べました。

 また、マスク着用に関する業界団体ごとのガイドラインの見直しについて、「個々人が判断しやすいよう、屋内での換気の状況やウイルスを捕捉できる空気清浄機の設置など、外すことができる客観的な根拠を、ガイドラインの中に盛り込んでほしい」と訴えました。

 2023年2月15日(水)

🟪中国政府、韓国人向け短期ビザの発給再開 韓国の水際対策緩和受け18日から

 在韓国の中国大使館は15日、韓国人への短期ビザ(査証)発給を18日から再開すると発表しました。中国は、韓国が1月2日に新型コロナウイルス対策で中国人へのビザ発給制限を開始し、新型コロナの検査も義務付けたことへの対抗措置として、同10日からビザ発給を停止していました。

 韓国は2月末まで発給制限を続けるとしていましたが「中国の感染状況がピークを過ぎたと判断した」として、11日に中国からの入国者への短期ビザ発給を再開。これを受け、中国外務省は「中国も韓国人への短期ビザ発給を積極的に検討する」と表明し、人的往来の正常化に向けて韓国側と協力する意向を示していました。

 中国入管当局は、韓国人が第三国への乗り継ぎ時に一時入国できる優遇措置なども18日から再開すると発表しました。中国は、日本政府による新型コロナの水際対策強化にも反発し、1月10日にビザ発給停止を発表しましたが、同29日から発給手続きを再開しています。

 2023年2月15日(水)

2023/02/14

🟪東京都、コロナ「5類」移行後も医療施設一部存続 補正予算に計上

 東京都は14日、新型コロナウイルスの5類移行後の対応策を盛り込んだ補正予算案をまとめました。無料検査を終了する一方、高齢者や妊婦らを受け入れる臨時療養施設を存続させます。発熱や健康に関する相談窓口も続けます。一般の医療機関で受診できる体制に切り替えつつ、重症化リスクの高い感染者にも配慮した仕組みを維持します。

 同日開いた新型コロナ対策本部会議で正式決定しました。

 政府が5月8日に5類に移行させることを受け、無料検査や検査キット配布を5月7日で終えます。自主検査で陽性になった患者がオンラインで診断を受ける「陽性者登録センター」も廃止します。食品の配達やパルスオキシメーターの貸与なども終了します。

 発熱などの症状がある人が相談できる窓口として、「東京都新型コロナウイルス感染症相談センター」を新設し、現在の発熱相談センターや自宅療養者向けのフォローアップセンターなどが手掛けている相談業務を一元的に担います。重症化リスクの高い感染者に限って受け入れる宿泊療養施設や臨時医療施設は運営を続けます。

 都は15日開会の都議会に、4〜6月までの3カ月分の事業費1775億円を盛り込んだ補正予算案を提出します。国は5類移行後の自治体の詳しい対応を3月上旬に公表予定。都は新年度に事業が途切れないよう、国からの財源措置が一定期間続く前提で補正予算を編成しました。

 2023年2月14日(火)

🟪東京都で2232人が新型コロナに感染 前週比減は28日連続

 厚生労働省は14日、東京都内で新たに2232人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日より899人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは28日連続です。

 直近1週間の新規感染者の平均は14日時点で1757・1人で、前の週と比べて61・6%となりました。

 新規感染者を年代別でみると、0歳15人、1~4歳81人、5~9歳110人、10歳代244人、20歳代318人、30歳代345人、40歳代361人、50歳代290人、60~64歳128人、65~69歳61人、70歳代155人、80歳代81人、90歳以上43人。65歳以上の高齢者は340人でした。

 入院しているのは1519人で、このうち「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者は13日より3人減って18人でした。

 重症者用の病床使用率は13日から1・3ポイント下がって14・2%、全体の病床使用率は13日から1・7ポイント下がって27・4%になっています。

 また、感染が確認された男女8人の死亡が確認されました。

 東京都の累計は感染者430万79人、死者7840人となりました。

 2023年2月14日(火)

🟪新型コロナ、全国の新規感染者3万1703人 135人死亡、270人重症

 厚生労働省は14日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で3万1703人確認されたと発表しました。前週の火曜日より9750人減りました。

 また、国内で亡くなった人は、千葉県で15人、兵庫県で9人、大阪府で9人、福岡県で9人、埼玉県で8人、東京都で8人、福島県で8人、静岡県で7人、神奈川県で6人、新潟県で5人、京都府で4人、愛知県で4人、鹿児島県で4人、北海道で3人、島根県で3人、徳島県で3人、栃木県で3人、沖縄県で3人、三重県で2人、佐賀県で2人、和歌山県で2人、奈良県で2人、山口県で2人、広島県で2人、茨城県で2人、高知県で2人、宮城県で1人、宮崎県で1人、富山県で1人、岐阜県で1人、岩手県で1人、秋田県で1人、群馬県で1人、香川県で1人の合わせて135人、累計で7万923人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は愛知県の2401人。次いで大阪府の2383人、東京都の2232人、神奈川県の1482人、福岡県の1475人、埼玉県の1373人、兵庫県の1203人、千葉県の1157人、北海道の1090人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、14日時点で270人となっています。重症者の数は13日と比べて16人減りました。

 一方、厚生労働省は14日、大阪府内で新たに2383人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は279万9957人となりました。

 また、9人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8258人となっています。重症者は13日と同じ47人です。

 2023年2月14日(火)

🟪アメリカで拡大のオミクロン型「XBB・1・5」に対するワクチンの予防効果低め

 アメリカで拡大中の新型コロナウイルスのオミクロン型の派生型「XBB・1・5」に対するワクチンの予防効果は、従来型や他のオミクロン型よりも低かったとの実験結果を、東京大医科学研究所の河岡義裕特任教授(ウイルス学)らの研究チームが13日、公表しました。ただ、一定の効果は確認されており、オミクロン型対応ワクチンの接種は感染対策として有効としています。

 また、国内で承認されている抗ウイルス薬の点滴薬「レムデシビル」と飲み薬「モルヌピラビル」「パキロビッド」「ゾコーバ」は、従来型に対するのと同程度に増殖を抑える効果がありました。

 感染によってできた免疫から逃れる力は、従来型や他のオミクロン型よりも強くなっていました。世界保健機関(WHO)も、免疫から逃れる力はこれまでで最高クラスと推定しています。

 成果はイギリスの医学誌「ランセット・インフェクシャス・ディジージズ」電子版に掲載されました。

 2023年2月14日(火)

🟥インフルエンザ、昨年より約1カ月早く流行 特に子供で広がる

 インフルエンザの流行が昨年よりもおよそ1カ月早いペースで進んでいる。特に今シーズンは子供の患者が多く、専門家は学校での換気や人混みでのマスクの着用など対策を呼び掛けている。  国立健康危機管理研究機構などによると、11月23日までの1週間に全国約3000カ所の定点医療機関から...