2023/02/19

🟪東京都で992人が新型コロナ感染 33日ぶりに前週の同じ曜日を上回る

 厚生労働省は19日、都内で新たに992人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の日曜日より193人増えました。新規感染者数が前週の同じ曜日を上回るのは1月17日以来、33日ぶりです。

 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は1394・9人で、前週比は72・4%。

 新規感染者992を年代別でみると、0歳8人、1~4歳39人、5~9歳55人、10歳代97人、20歳代145人、30歳代147人、40歳代150人、50歳代132人、60~64歳51人、65~69歳35人、70歳代71人、80歳代45人、90歳以上17人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は168人でした。

 入院患者は1230人で、病床使用率は23・3%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、18日より3人減って13人でした。

 一方、感染が確認された70~80歳代の男女8人が死亡しました。

 累計は感染者430万6801人、死者7893人となりました。

 2023年2月19日(日)

🟪国際クルーズ船の受け入れ3年ぶり再開 3月1日、静岡・清水港から東京港、名古屋港にも寄港

 新型コロナウイルス禍で停止していた国際クルーズ船の国内受け入れが3月1日、3年ぶりに再開します。静岡市の清水港を皮切りに東京港、名古屋港など、国内の港に相次いで入港します。港を抱える東京都や静岡市などでは、経済効果を期待する声が上がっています。

 国際クルーズ船は、「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナ集団感染を機に、2020年3月以降、国内での受け入れを中止しました。国土交通省が昨年11月、訪日客回復に向け受け入れ再開を決定。業界団体は上陸時の対策を始めとする感染拡大予防指針を公表していました。

 3月1日に清水港に寄港するのは、ドイツのクルーズ船「アマデア」(定員600人、2万9008トン)。静岡市や東京都などによると、タヒチやグアム、サイパンを周遊した後、午前8時に清水港に寄港、2日午前7時半には東京港に着き、4日午後5時にフィリピンに向けて出港し、5日午前8時に名古屋港に入る予定。

 静岡市では3月1日の寄港に合わせ、出迎えの太鼓演奏や歓迎式典を企画。アマデアを含め3月は6回、4月は12回のクルーズ船寄港を予定しており、2023年度中は過去最多の77回という「寄港ラッシュ」になる見込み。市の当初予算案にも、イベントや誘客、見送り花火などに約8000万円を盛り込みました。感染対策と誘客の両立が課題となりますが、市の担当者は「指針に沿った感染予防に取り組む」と力を込めました。

 東京港では、新たな玄関口「東京国際クルーズターミナル」を2020年9月に開業。東京都の担当者は「これまでは国内船のみだったが、今年は本格的に稼働できる」と歓迎しました。

 2023年2月19日(日)

🟪新型コロナ、全国で新たに1万7124人確認 前週比1万236人減

 厚生労働省は18日、新型コロナウイルスの感染者が全国で1万7124人確認されたと発表しました。前週の土曜日(11日)より1万236人減りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は千葉県で13人、神奈川県で12人、東京都で10人、福岡県で8人、埼玉県で7人、大阪府で7人、兵庫県で6人、熊本県で6人、愛知県で5人、静岡県で5人、三重県で4人、北海道で4人、栃木県で4人、長野県で4人、広島県で3人、鹿児島県で3人、京都府で2人、佐賀県で2人、奈良県で2人、山梨県で2人、岐阜県で2人、岡山県で2人、愛媛県で2人、滋賀県で2人、群馬県で2人、高知県で2人、和歌山県で1人、宮城県で1人、宮崎県で1人、山形県で1人、徳島県で1人、福井県で1人、長崎県で1人、青森県で1人、香川県で1人の合わせて130人、累計で7万1579人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の1146人。次いで大阪府の1138人、愛知県の973人、神奈川県の888人、福岡県の841人、兵庫県の751人、埼玉県の687人、静岡県の665人、北海道の623人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、18日時点で221人となっています。重症者の数は、17日と比べて11人減りました。

 一方、厚生労働省は18日、大阪府内で新たに1138人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は280万5377人となりました。

 また、7人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8290人となっています。重症者は、17日より4人少ない37人です。

 2023年2月19日(日)

2023/02/17

🟪全国で新たに1万8606人が新型コロナ確認 前週より1万人減

 厚生労働省は17日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万8606人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約1万人減りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は東京都で15人、神奈川県で14人、埼玉県で12人、千葉県で11人、愛知県で10人、北海道で8人、大阪府で8人、新潟県で6人、沖縄県で5人、京都府で4人、奈良県で4人、福岡県で4人、長崎県で4人、兵庫県で3人、宮崎県で3人、広島県で3人、滋賀県で3人、熊本県で3人、群馬県で3人、三重県で2人、福島県で2人、静岡県で2人、大分県で1人、宮城県で1人、山形県で1人、山梨県で1人、岡山県で1人、岩手県で1人、島根県で1人、徳島県で1人、愛媛県で1人、栃木県で1人、高知県で1人、鹿児島県で1人の合わせて141人、累計で7万1449人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の1272人。次いで大阪府の1184人、神奈川県の1053人、愛知県の1013人、兵庫県の926人、福岡県の894人、静岡県の740人、埼玉県の722人、千葉県の665人、北海道の623人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、17日時点で232人となっています。重症者の数は、16日と比べて22人減りました。

 一方、厚生労働省は17日、大阪府内で新たに1184人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は280万4239人となりました。

 また、8人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8283人となっています。重症者は、16日より3人少ない41人です。

 2023年2月17日(金)

🟪新型コロナ、東京都で1272人感染 31日連続で前週比減

 厚生労働省は17日、東京都内で新たに1272人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の金曜日より650人減りました。前の週の同じ曜日を下回るのは31日連続です。

 1週間平均の新規感染者数は、17日時点で1453・9人で、前の週に比べて62・7%。

 年代別では0歳11人、1~4歳47人、5~9歳66人、10歳代114人、20歳代192人、30歳代219人、40歳代213人、50歳代185人、60~64歳53人、65~69歳29人、70歳代53人、80歳代68人、90歳以上22人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は172人でした

 入院しているのは1297人で、このうち人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、16日と同じ16人でした。

 重症者用の病床使用率は16日から0・3ポイント上がって13・4%、全体の病床使用率は16日から0・8ポイント下がって24・7%となっています。

 一方、感染が確認された15人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者430万4663人、死者7877人となりました。

 2023年2月17日(金)

🟪東京都、梅毒の臨時検査会場を設置 感染者の急増受け

 東京都は性感染症の梅毒の感染者数が急増しているのを受け、3月に臨時検査を都内4カ所で実施します。いずれも事前予約の上、匿名、無料で検査を受けられます。検査結果は当日伝え、陽性の場合は医療機関を受診してもらいます。併せてSNS(交流サイト)や地下鉄などで予防啓発の広告を配信します。

 3月3〜16日にかけて、新宿や錦糸町、立川、多摩センターで1日限定で検査を実施します。予約枠は各会場とも40人。東京都福祉保健局のサイトで17日から予約の受け付けを始めました。

 東京都によると、2022年に都内で報告された梅毒感染者は3677人と2021年から5割も増え、1999年の調査開始以来、過去最多となりました。全体の6割を占める男性は20〜50歳代まで幅広い世代で感染がみられるのに対し、女性は20歳代が951人と突出して多くなっています。

 東京都に限らず、全国でも梅毒が広がっています。昨年1年間の感染者は1万2966人(速報値)に上り、現在の統計方法となって以降過去最多を更新しました。

 国内の梅毒感染者は戦後に20万人を超えたものの、抗菌薬の開発で1960年代以降は減少していました。だが、2013年以降は1000人を超えるようになりました。欧米でもここ10年で増加傾向を示しています。

 梅毒は細菌「梅毒トレポネーマ」に感染して起こります。3週間ほどの潜伏期間を経て、性器や口に硬いしこりができるものの、自然に消えます。3カ月後には、手のひらや足、全身に赤い発疹などができます。

 ただ、しこりや発疹には痛みやかゆみがなく、消えたり現れたりするため、気付かず放置することがあります。この間に感染した人の粘膜や皮膚と接触して広がります。性交やキスで感染し、母親がかかれば胎児にも感染します。放置すると数年後に、ゴムのようなこぶが頭や全身、骨などにできます。大動脈瘤(りゅう)ができるなどして死に至ることもあります。

 2023年2月17日(金)

🟪「サル痘」改め「エムポックス」 WHO推奨で名称変更へ

 欧米を中心に流行し、国内でも感染が確認されている「サル痘」について、厚生労働省は国内での名称を「エムポックス」に変更する方針を決めました。

 「エムポックス」、これまでの「サル痘」は、感染すると発熱や発疹などの症状が現れるウイルス性の感染症で、1958年にポリオワクチン製造のために世界各地から霊長類が集められたデンマークの実験施設で、サルに天然痘のような症状が出たことを切っ掛けに、その名前が付けられ、英語表記では「monkeypox」、日本語表記では「サル痘」の名称が使われてきました。

 ただ、自然界では、サルではなくアフリカに生息する齧歯(げっし)類が宿主と考えられていることから、誤解を招く恐れがありました。

 また、今回の流行で、インターネット上などで人種差別的な表現がみられたことなどから、世界保健機関(WHO)は、昨年11月、新たな名称として英語表記では「mpox」を使うことを推奨し、1年かけて名称を移行していくと発表しました。

 これを受けて厚労省が17日に、国内での新たな名称について、専門家による部会で協議した結果、WHO推奨名のカタカナ表記で「エムポックス」とする方針を決めました。厚労省は「M痘」という案も示しましたが、天然痘のような全身に強い発疹が出るイメージを避けるべきだとの指摘が出ました。

 今後、パブリックコメント(意見公募)を行った上で、政令改正など、必要な手続きを進めることにしています。

 WHOによりますと、昨年1月から今年2月13日までに、欧米を中心に8万5000人余りが「エムポックス」に感染し、93人が死亡していますが、世界全体では、新たな感染者の発生はピーク時に比べ大幅に減っています。

 一方、国内では、今年に入ってから感染が増加傾向で、2月17日までに、東京都などで20例が確認されていていますが、重症化した人はいないということです。

 2023年2月17日(金)

🟥インフルエンザ、昨年より約1カ月早く流行 特に子供で広がる

 インフルエンザの流行が昨年よりもおよそ1カ月早いペースで進んでいる。特に今シーズンは子供の患者が多く、専門家は学校での換気や人混みでのマスクの着用など対策を呼び掛けている。  国立健康危機管理研究機構などによると、11月23日までの1週間に全国約3000カ所の定点医療機関から...