2023/03/01

🟪新型コロナ新規感染者、全国で1万3950人 前週比4869人減

 厚生労働省は1日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万3950人確認されたと発表しました。前週の水曜日(2月22日)と比べて4869人減りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、埼玉県で9人、新潟県で9人、北海道で8人、千葉県で5人、東京都で5人、福岡県で5人、大阪府で4人、群馬県で4人、三重県で3人、京都府で3人、兵庫県で3人、奈良県で3人、宮城県で3人、愛知県で3人、沖縄県で3人、石川県で3人、山口県で2人、山梨県で2人、岐阜県で2人、岩手県で2人、栃木県で2人、福島県で2人、静岡県で2人、香川県で2人、和歌山県で1人、山形県で1人、岡山県で1人、徳島県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、秋田県で1人、長崎県で1人、長野県で1人、鳥取県で1人の合わせて99人、累計で7万2486人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の1028人。次いで愛知県の830人、大阪府の797人、神奈川県の628人、北海道の621人、兵庫県の606人、福岡県の581人、静岡県の567人、埼玉県の535人、広島県の519人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、1日時点で160人となっています。重症者の数は、2月28日と比べて6人減りました。

 一方、厚生労働省は1日、大阪府内で新たに797人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は281万4285人となりました。

 また、4人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8368人となっています。重症者は、2月28日より1人少ない27人です。

 2023年3月1日(水)

🟪中国からの入国、水際対策を緩和 全員検査を撤廃、サンプル検査に

 中国の感染状況が落ち着いてきたことを踏まえ、政府は3月1日、中国本土からの入国者に対する新型コロナウイルスの水際措置を緩和しました。これまですべての人に義務付けていた入国時の検査を、最大で5人に1人を対象としたサンプル検査に変更しました。ただし、出国前72時間以内の陰性証明を提示することは、引き続き義務付けられます。

 また、検疫態勢の状況次第で、中国本土からの直行便を、これまで限定していた成田、羽田、関西、中部以外の空港にも認めるほか、増便も認めます。

 政府は今後の水際対策について、中国の感染状況や各国の水際措置の状況を見つつ、柔軟に対応するとしています。

 中国政府は日本やアメリカへの団体旅行は解禁しておらず、中国からの旅行者数が本格的に回復するのは時間がかかる見通しです。

 2023年3月1日(水)

🟪オミクロン型対応コロナワクチン、5~11歳用を承認 厚労省

 厚生労働省は2月28日、新型コロナウイルスのオミクロン型に対応したアメリカのファイザーの5〜11歳用のワクチンを承認しました。従来型ワクチンを接種済みの子供の追加接種に用います。この世代向けのオミクロン型対応ワクチンは初めて。

 ウイルスが広がり始めた当初に流行した従来型に合わせた成分と、オミクロン型派生型の「BA・4」「BA・5」の両方に対応する成分を混ぜた2価ワクチン。前回の新型コロナワクチンの接種から3カ月以上間隔を空ける必要があります。

 厚労省は3月8日以降、自治体に配送する方針。

 首相官邸によると、27日公表の5~11歳の2回目までの接種率は23・2%、3回目は8・9%にとどまっています。

 2023年3月1日(水)

🟪東京都で新たに1181人感染 新型コロナ、2人死亡

 厚生労働省は2月28日、都内で新たに1181人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の火曜日より270人減りました。

 1週間平均の新規感染者数は28日時点で891・0人で、前の週に比べて71・8%。

 新規感染者1181人を年代別でみると、0歳8人、1~4歳39人、5~9歳61人、10歳代115人、20歳代187人、30歳代187人、40歳代164人、50歳代146人、60~64歳59人、65~69歳44人、70歳代86人、80歳代55人、90歳以上30人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は215人でした。

 入院患者は833人で、病床使用率は15.7%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は。27日より1人増えて13人でした。

 一方、感染が確認された2人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者431万4999人、死者7975人となりました。

 2023年3月1日(水)

🟪全国で新たに1万4524人感染 新型コロナ、67人死亡

 厚生労働省は28日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で1万4524人確認されたと発表しました。前週の火曜日より約4700人減少しました。

 また、国内で感染して亡くなった人は埼玉県で8人、長野県で8人、千葉県で7人、大阪府で4人、福島県で4人、愛媛県で3人、鹿児島県で3人、和歌山県で2人、山口県で2人、岩手県で2人、東京都で2人、栃木県で2人、群馬県で2人、香川県で2人、京都府で1人、佐賀県で1人、兵庫県で1人、北海道で1人、宮城県で1人、宮崎県で1人、富山県で1人、岐阜県で1人、岡山県で1人、徳島県で1人、愛知県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、神奈川県で1人、福岡県で1人、秋田県で1人の合わせて67人、累計で7万2387人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都の1181人。次いで大阪府の1003人、愛知県の991人、北海道の700人、神奈川県の685人、埼玉県の641人、福岡県の595人、兵庫県の499人、千葉県の487人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、28日時点で166人となっています。重症者の数は、27日と比べて4人減りました。

 一方、厚生労働省は28日、大阪府内で新たに1003人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで、大阪府内の感染者の累計は281万3488人となりました。

 また、4人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8364人となっています。重症者は、27日と変わらず28人です。

 2023年3月1日(水)

2023/02/28

🟪国内初の経鼻インフルエンザワクチンを了承 厚労省の専門部会

 厚生労働省の専門部会は27日、製薬大手の第一三共が承認申請していた経鼻インフルエンザワクチン「フルミスト」の製造販売を承認することを了承しました。鼻の粘膜に噴霧する経鼻ワクチンが承認されれば、国内で初めてになります。

 海外ではアメリカやヨーロッパなど30以上の国と地域で承認されています。国内の臨床試験では、約3割の発症予防効果が確認されました。厚労省によると、2歳以上19歳未満が対象。左右の鼻腔(びくう)に0・1ミリリットルずつ(計0・2ミリリットル)を噴霧します。

 鼻や口などの呼吸筋粘膜から取り込まれて免疫の働きを高める仕組みで、注射針が不要で簡便に接種でき、痛みが少ないメリットがあります。

 この経鼻ワクチンは、弱毒化したウイルスを使った生ワクチンと呼ばれるタイプです。海外での治験結果では、鼻水や鼻詰まり、頭痛やのどの痛みなどの副反応が報告されています。また、アメリカでは、2歳未満は投与で異常な呼吸音「喘鳴(ぜんめい)」が確認されたため、接種対象外となっています。

 一方、現在国内で使われているインフルエンザワクチンは、ウイルスの病原性がない不活化ワクチンを皮下注射するタイプで、生後6カ月以上で接種できます。

 現在、インフルエンザワクチンは、予防接種法で定期接種に位置付けられ、65歳以上の高齢者らが対象になっています。

 鼻の中に噴霧するワクチンは、新型コロナウイルス向けでも開発されています。インドなど海外では、承認を得て使用されている国もあります。

 2023年2月28日(火)

🟪新型コロナウイルス、感染から1年半後も4人に1人が後遺症 国際医療研究センターが調査

 新型コロナウイルスに感染した後で出る症状について、国立国際医療研究センターが調べたところ、感染から1年半後の段階でも4人に1人が記憶障害や嗅覚の異常など後遺症とみられる症状を訴えていたことがわかりました。

 コロナ自体の症状は軽くても、その後に出る症状が続くこともあるとして、注意を呼び掛けています。

 国立国際医療研究センターは2020年2月から2021年11月までにセンターや各地の病院を受診するなどした新型コロナ患者で、回復した20歳代から70歳代の502人から、その後の症状を聞き取って分析しました。

 その結果、何らかの症状があると訴えた人の割合は、半年後では32・3%、1年後は30・5%、1年半後でも25・8%と約4人に1人でした。

 このうち1年後の段階での症状をみると、記憶障害が11・7%、集中力の低下が11・4%、嗅覚の異常が10・3%、頭に「もや」がかかったように感じ思考力が低下する「ブレインフォグ」が9・1%、抑うつ状態が7・5%、味覚の異常が5・9%、息切れが5・6%、けん怠感が3・8%、脱毛が3・5%などとなっていました。

 また、女性は嗅覚の異常や脱毛、集中力の低下が続く傾向があり、コロナ自体の症状が中等症や重症だった人は息切れやせき、けん怠感が続く傾向があったとしています。

 調査をまとめた森岡慎一郎医師は、「オミクロン型では、後遺症が出る割合は低くなってきたとされているが、感染した患者は非常に多いので決して侮ることはできない。コロナ自体の症状が軽症でもその後の症状が長引く人はいるので、日ごろから感染対策を取っていただきたい」と話しています。

 2023年2月28日(火)

🟥インフルエンザ、昨年より約1カ月早く流行 特に子供で広がる

 インフルエンザの流行が昨年よりもおよそ1カ月早いペースで進んでいる。特に今シーズンは子供の患者が多く、専門家は学校での換気や人混みでのマスクの着用など対策を呼び掛けている。  国立健康危機管理研究機構などによると、11月23日までの1週間に全国約3000カ所の定点医療機関から...