2023/03/17

🟪全国で新たに7055人感染 新型コロナ、前週比2100人減

 厚生労働省は17日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で7055人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約2100人減りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、兵庫県で5人、埼玉県で5人、東京都で5人、静岡県で4人、千葉県で3人、愛媛県で3人、広島県で2人、徳島県で2人、神奈川県で2人、福島県で2人、香川県で2人、大分県で1人、大阪府で1人、宮城県で1人、愛知県で1人、栃木県で1人、滋賀県で1人、熊本県で1人、石川県で1人、福岡県で1人、秋田県で1人、群馬県で1人、茨城県で1人、鹿児島県で1人の合わせて48人、累計で7万3439人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で631人。次いで神奈川県の440人、愛知県の384人、北海道の361人、大阪府の347人、新潟県の302人、埼玉県の300人、福岡県の266人、千葉県の249人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、17日時点で96人となっています。重症者の数は、16日と比べて9人減りました。

 一方、厚生労働省は17日、大阪府内で新たに347人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は282万2277人となりました。

 また、1人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8432人となっています。重症者は16日より2人少ない15人です。

 2023年3月17日(金)

🟪エムポックス感染、埼玉県内で3例目確認 神奈川県内で2例目確認

 埼玉県は14日、県内で「エムポックス(サル痘)」の患者が発生したと発表しました。県感染症対策課によると、患者は県内に住む40歳代男性で、県が感染経路の調査を進めています。県内で確認されたエムポックス患者は1月の2例に続き、3例目。

 男性は9日に東京都内の医療機関を受診し、エムポックスが疑われました。検査の結果、10日に陽性と確定しました。

 アフリカや欧米では昨年からエムポックスが流行。世界保健機関(WHO)が注意喚起しました。感染法上の分類は狂犬病などと同じ4類で、主に接触感染が原因。発熱や発疹などの症状があるものの、同課の担当者によると、2~4週間の自宅療養で軽快します。

 神奈川県は16日、県内在住の20歳代男性の「エムポックス(サル痘)」への感染が確認されたと発表しました。自宅で療養しており、状態は安定しているといいます。男性に海外渡航歴はありません。

 神奈川県内での感染確認は2例目で、国内での感染報告はこれで46人となりました。

 県によると、男性は3日に発熱し、5日には発疹の症状も出ました。その後、40度近い高熱が出たため、13日に医療機関を受診。県内の衛生研究所で検体を調べたところ、14日に陽性が判明しました。 

 2023年3月17日(金)

🟪東京都で新たに680人が感染 新型コロナ、5人死亡

 厚生労働省は16日、東京都内で新たに680人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の木曜日より114人減り、5日連続で1週間前を下回りました。

 1週間平均の新規感染者数は、16日時点で712・3人で、前の週に比べて94・4%。

 新規感染者680人を年代別でみると、0歳4人、1~4歳25人、5~9歳13人、10歳代59人、20歳代124人、30歳代97人、40歳代92人、50歳代120人、60~64歳47人、65~69歳17人、70歳代42人、80歳代26人、90歳以上14人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は99人でした。

 入院患者は616人で、病床使用率は11・7%。人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、15日と同じ7人でした。

 一方、感染が確認された6人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者432万7245人、死者8023人となりました。

 2023年3月17日(金)

2023/03/16

🟪全国の新たな感染者7715人 新型コロナ、死者57人

 厚生労働省は16日、新型コロナウイルスの新規感染者が全国で7715人確認されたと発表しました。前週の木曜日より約2000人減りました。

 また、国内で感染して亡くなった人は、東京都で6人、神奈川県で6人、兵庫県で4人、埼玉県で4人、福岡県で4人、千葉県で3人、大阪府で3人、沖縄県で3人、長野県で3人、奈良県で2人、宮城県で2人、山梨県で2人、岩手県で2人、秋田県で2人、静岡県で2人、北海道で1人、和歌山県で1人、大分県で1人、宮崎県で1人、岡山県で1人、愛媛県で1人、愛知県で1人、石川県で1人、長崎県で1人の合わせて57人、累計で7万3391人となっています。

 都道府県別の新規感染者数の最多は東京都で680人。次いで神奈川県の464人、愛知県の443人、大阪府の411人、北海道の347人、埼玉県の343人、千葉県の322人、兵庫県の311人、広島県の260人と続きました。

 また、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、16日時点で105人となっています。重症者の数は、15日と比べて14人減りました。

 一方、厚生労働省は16日、大阪府内で新たに411人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。これで大阪府内の感染者の累計は282万1930人となりました。

 また、3人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて8431人となっています。重症者は15日から2人増えて17人です。

 2023年3月16日(木)

🟪がん5年生存率66・2%、10年生存率53・3% 国立がん研究センター

 

 国立がん研究センターは、最新のがん生存率をまとめ、がんと診断された患者の5年生存率が66・2%、10年生存率が53・3%だったと16日付で発表しました。生存率は改善傾向にあるとしています。

 生存率は、がんの治療拠点となっている全国の医療機関からの「院内がん登録」のデータを解析しました。

 5年生存率は8回目、10年生存率は4回目の公表となります。今回から、より実態に近い「ネット・サバイバル」という算出法を採用。前回までの集計と単純に比較できなくなったものの、担当者は「より正確な数字になった」と説明しています。

 従来は、原因を問わず亡くなったすべての人から、がん以外の原因による死亡を除く方法で間接的に生存率を推計しており、高齢者に多いがんでは実際よりも高くなっている可能性がありました。

 ネット・サバイバルは、患者一人一人が、がんによって亡くなる確率を推計して平均値を出します。がんの影響を直接的に計算でき、国際的に普及している手法。

 5年生存率は2014年から2015年にがんと診断された約94万人、10年生存率は2010年にがんと診断された約34万人を対象に算出しました。

 研究チームによると、5年生存率はすべてのがんで66・2%、診断時の平均年齢は68・3歳。男性は62・8%、女性は70・8%で、やや女性のほうが高くなりました。

 部位別の5年生存率は、前立腺がんが95・1%、女性の乳がんが91・6%と高く、小細胞肺がんは11・5%、膵臓がんは12・7%と低くなっています。

 10年生存率はすべてのがんで53・3%、診断時の平均年齢は67・2歳。男性は48・7%で、女性は59・8%でした。

 年代別の10年生存率は小児がんになる0~14歳は79・5%、若年のAYA世代に当たる15~39歳は79・8%でした。

 部位別の10年生存率は、前立腺がんで84・3%、女性の乳がんで83・1%、大腸がんで57・9%、胃がんで57・6%などとなりました。

 2023年3月16日(木)

🟪デング熱ワクチン、ブラジルでも承認取得 武田薬品工業

 武田薬品工業は14日、デング熱ワクチン「キューデンガ」がブラジルで承認を得たと発表しました。2022年8月にインドネシアで初めて承認され、12月にヨーロッパ連合(EU)で承認を得ており、ブラジルでは2023年中の販売を見込んでいます。重症化を防ぐ効果が高いとされており、アメリカでも承認申請しました。

 ブラジルの国家衛生監督庁が4歳以上から60歳までを接種対象とし、キューデンガを承認しました。デング熱は蚊が媒介するウイルス感染症で、毎年3億9000万人が感染し、発熱や発疹、頭痛などの症状のほか、重症化すると出血といった症状も見られ、約2万〜2万5000人が死亡するとされます。

 ブラジルでは感染が拡大傾向にあり、2022年のデング熱による死亡者数は1000人超、同年の症例数は140万例でした。

 キューデンガは複数のデングウイルスに有効で、感染歴に関する検査を必要としません。 デング熱ワクチンを巡っては、2015年にフランスのサノフィが世界初のワクチンで認可を得たものの、感染歴のない子供が接種後に感染した場合、逆に症状が重くなる事例が確認されました。流行国の一つだったフィリピンではそのために数十件の死亡事例が報告され、ワクチン接種が感染歴のある人に限られ、患者数の多いとされる9歳未満の小児には使えないといった経緯がありました。

 武田薬品工業は16日、インドネシアやブラジルなどで承認を得たデング熱ワクチン「キューデンガ」に関する投資家向けの説明会を開き、今後10年以内に年1億回分(5000万人分)を生産する体制を整える方針を明らかにしました。医薬品の製造受託事業者を活用するほか、自社生産も強化します。ピーク時の売上高は16億ドル(約2100億円)から20億ドル(約2600億円)を見込みます。

 同社のグローバルポートフォリオディビジョン・プレジデントのラモナ・セケイラ氏は説明会で、「想定よりも早期にキューデンガの承認を取得できた。旅行者向けなどデング熱が流行していない国でも対策として活用できる」と述べました。これまで年5000万回分の製造能力を想定していましたが、インドなどでパートナーシップ先と連携し、生産能力を増やします。

 セケイラ氏はキューデンガについて、「国や市場ごとに柔軟に価格を設定する」と話しています。例えば旅行者向けの接種を目指すドイツでは1回当たり115ドル(約1万5000円)とする一方、インドネシアではワクチン接種の価格は1回当たり40ドル(約5300円)とし、感染が深刻な流行国で公的機関などと連携する場合には平均価格より低い水準に設定することも検討します。

 現在、デング熱は熱帯・亜熱帯地域を中心に発生しているものの、地球温暖化の進行やコロナ禍からの回復局面で人の往来が増加するのに伴って、脅威はさらに広がるとみられています。日本でも2016年に海外帰国者の死亡例が発生しており、武田薬品工業は国内でも将来承認申請する方向です。

 2023年3月16日(木

🟪東京都で新たに816人感染 新型コロナ、前週より110人減

 厚生労働省は15日、都内で新たに816人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。1週間前の水曜日より110人減りました。

 直近7日間を平均した1日当たりの新規感染者数は728・6人で、前週比は93・8%。

 新規感染者816人を年代別でみると、0歳5人、1~4歳18人、5~9歳16人、10歳代66人、20歳代159人、30歳代142人、40歳代121人、50歳代120人、60~64歳40人、65~69歳27人、70歳代47人、80歳代40人、90歳以上15人。重症化しやすいとされる65歳以上の高齢者は129人でした。

 入院患者は600人で、人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使っている重症の患者は、14日より1人減って7人でした。

 重症者用の病床使用率は4・9%、全体の病床使用率は11・4%となっています。 

 一方、感染が確認された2人が死亡しました。

 東京都の累計は感染者432万6565人、死者8018人となりました。

 2023年3月16日(木)

🟩PFASを含む消火剤、駐車場や空港で209万リットル確認 環境省が調査

 環境省は1日、発がん性が指摘される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」を含む泡消火剤について、全国の石油コンビナートや駐車場、空港、消防機関、自衛隊関連施設を対象に在庫を調べた結果、計209万リットルを確認したと発表しました。  内訳はPFASの代表物質「PFOS(ピー...