2026/02/14

🟥介護施設で10人がノロウイルスによる食中毒 男性1人死亡、富山市 

 富山市内の介護施設で利用者10人が下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち男性1人が死亡した。富山市はノロウイルスによる食中毒とみて、施設に厳重注意と指導を行った。

 富山市によると、12日、医療機関から「患者が下痢やおう吐の症状を訴えている」と連絡があった。

 保健所が調べたところ、市内の介護施設で13日までに70代から100歳代までの利用者10人が下痢やおう吐、発熱の症状を訴え、このうち男性1人が死亡した。

 検査の結果、患者や調理担当者の便からノロウイルスが検出されたということである。

 富山市は、この介護施設で今月5日と9日に昼食を調理した担当者の便からノロウイルスが検出されたことから、施設で提供された昼食による食中毒とみて、厳重注意と指導を行った。

 男性の死亡と食中毒の関係はわかっていないということだが、ほかの9人は快方に向かっているということである。

 2026年2月14日(土)

2026/02/13

🟥裸眼視力1・0未満、高校7割 小中も高水準、文科省調査

 文部科学省は13日、2025年度の学校保健統計調査結果を発表した。裸眼視力が1・0未満の割合は小学生36・07%、中学生59・35%、高校生71・51%に上った。高校生は新型コロナウイルス感染症の影響で調査時期が異なる2020~2023年度を除き過去最高となった。小中学生も高い水準が続いている。

 10年前と比べて小中高で5~7ポイントほど上昇し、近年視力低下が深刻となっている。文科省の担当者は「子供を取り巻く環境が変化し、スマートフォンや本を近い距離で使用する機会が増えたことなどが背景にあるとみている」と分析し、読書やスマホ使用などの際は30センチ以上離すといった対策を呼び掛けている。

 学年別にみると、裸眼視力1・0未満の割合は小1の24・09%から学年が上がるに連れて増え、小6は48・03%、中3は64・91%。高3では71・89%となった。0・3未満は小学生10・14%、中学生26・76%、高校生42・35%だった。

 2026年2月13日(金)

2026/02/12

🟥妊娠前の体重少ないと、赤ちゃんの低体重リスク高く 日本人の妊婦76万人分のデータを分析

 日本人の妊婦76万人分のデータを分析したところ、妊娠前の体重が標準より少ないと低体重の赤ちゃんが産まれるリスクが1・6倍高くなっていたとする研究結果を、国立成育医療研究センターなどのグループがまとめた。

 国立成育医療研究センター社会医学研究部の森崎菜穂部長などのグループは、2024年までに発表された30余りの論文から日本人の妊婦およそ76万人分のデータを抽出し、妊娠前の体重と出産との関係を分析した。

 その結果、妊娠前にBMIが18・5未満のやせていた女性から産まれた赤ちゃんの体重は標準的な体重の女性からの場合と比べて平均で115グラム少なく、▽体重2500グラム未満の「低出生体重児」が産まれるリスクは1・61倍、▽早産のリスクも1・23倍高くなっていたということである。

 低体重で産まれた赤ちゃんは、心臓病や生活習慣病のリスクが高くなるとする報告もある。

 妊娠前の体重と出産との関係を調べた研究は国内外にあるが、グループによると日本人女性を対象にした大規模な研究は今回が初めてだということである。

 研究グループの森崎部長は、「特に若い世代はやせているのがいいことだという意識が強く、20代から30代の日本人女性のおよそ2割は『やせ』とされている。赤ちゃんの健康に影響しかねないので、妊娠を希望する場合は適正な体重を保つよう心掛けてほしい」と話していた。

 2026年2月12日(木)

🟥はしか感染の30代男性、札幌市内に滞在し不特定多数と接触の可能性 1月26日~28日

 北海道と札幌市は10日、東京都の保健所に届け出のあった、はしか(麻疹)患者が新千歳空港を利用した後に札幌市内に滞在し、不特定多数と接触した可能性があると発表した。

 発表では、患者は30歳代の男性。1月24日に発症し、26日午前に羽田空港から航空機で新千歳空港へ移動し、28日まで札幌市のホテルに滞在しながら市内の飲食店を利用した。28日午後に新千歳空港から羽田空港へ戻った。

 はしかは感染力が非常に強く、せきやくしゃみによる飛沫(ひまつ)感染のほか、空気感染でも広がる。札幌市では1月29日に別のはしか患者が確認されており、道と市は発熱や発疹などはしかを疑う症状が出た場合は医療機関を受診するよう呼び掛けている。

 2026年2月12日(木)

2026/02/11

🟥男性の国内最高齢、水野清隆さんが111歳で死去 熊本市の加藤光さんが最高齢に

 静岡県は10日、男性の国内最高齢だった同県磐田市の水野清隆さんが老衰のため8日に亡くなったと発表した。111歳だった。

 同市によると、水野さんは1914年(大正3年)3月生まれ。2024年8月21日に国内の男性最高齢になった。

 20歳のころ、近衛兵として皇居を警護していた時の写真が残されており、1936年の「2・26事件」で警護に当たったことを印象深い出来事に挙げていた。水野さんは太平洋戦争を経験し、終戦後は、80歳ごろまで長ネギや海老芋などを栽培してきた。

 生前、長生きの秘訣を聞かれると、「物事を苦にしないことが一番大事じゃないですか。若いころからクヨクヨすることはなかったね」と答えていた、

 水野さんは最期まで自宅で家族と一緒に過ごしていたということである。

 熊本市によると、水野さんの死去に伴い、国内の最高齢男性は同じく111歳で同市の加藤光さんとなった。

 草地博昭・磐田市長は、「元気や健康の象徴として親しまれてきた。謹んでご冥福(めいふく)をお祈り申し上げる」とコメントした。

 2026年2月11日(水)

2026/02/10

🟥慢性膵炎は必ず定期検査を 膵臓がんリスクが6・4倍

 慢性膵炎(すいえん)になると膵臓がんの発症リスクが高まることは知られていたが、リスクは一般集団の6倍以上であることが、東北大を中心に全国28の医療施設が参加した共同研究によって初めて明らかになった。

 一方で、慢性膵炎と診断された後に3カ月に1回以上の定期検査を受けていた患者は受けていなかった患者に比べ、膵臓がん発症後の生存率が高いことも判明した。研究チームは「定期検査の重要性を示す結果だ。診療ガイドラインにも反映し、早期発見につながることが期待される」とコメントした。

 東北大医学系研究科消化器病態学分野の正宗淳(まさむね・あつし)教授と、いずれも非常勤講師の松本諒太郎(まつもと・りょうたろう)、菊田和宏(きくた・かずひろ)両医師らは、2011年の1年間に参加施設で慢性膵炎の治療を受けた1110人を追跡調査し、がんの発症率や生存率を解析した。その結果、対象者全体のがんの発症リスクは一般集団の1・6倍。膵臓がんに限ると6・4倍だった。

 平均11年2カ月の追跡期間中に対象者の13%に当たる143人が死亡し、最も多い死因はがんで48%を占めた。対象者全体の死亡率は一般集団と比べて20%高く、特にアルコール関連の慢性膵炎患者では49%上昇していた。一方で、アルコールに関連しない慢性膵炎患者の死亡率は一般集団と差がなかった。

 慢性膵炎は、繰り返す激しい腹痛や背中の痛みに始まり、進行すると消化酵素の分泌不全による消化吸収障害と体重減少、糖尿病などを来す疾患。アルコールの多量摂取が主要な原因だが、原因不明の例も多い。全国疫学調査では5万6000人余りの患者がいると推定されている。

 2026年2月10日(火)

🟥はしか感染の20代女性、1月下旬に田園調布中央病院で不特定多数と接触か すぐに診断されず受診続ける

 東京都によると、はしか(麻疹)への感染が確認された都内在住の20歳代女性が、1月25~27日と同30日に田園調布中央病院(大田区)を訪れ、不特定多数と接触した可能性のあることが判明した。都は同院を訪れた人に対し、体調の変化があった場合は医療機関の指示に従って受診するよう呼び掛けている。

 女性は1月21日から発熱や発疹などの症状があり、25日午後3時半~同5時35分、同院の休日救急外来で診察を受けた。さらに、26日午前10時37分~午後1時10分、27日午後1時52分~同3時、30日午後1時49分~同2時40分に、1階フロアなどに滞在した。

 女性は当初の診察ですぐに麻疹と診断されず、発疹が全身に広がるなどしたためマスクをつけて受診を続けたといい、今月2日の検査で麻疹と確定した。

 2026年2月10日(火)

🟥PFAS指針値の2000倍検出、石川県の化学メーカー工場敷地内の地下水 過去にPFOS製造

 石川県と化学メーカーDICは17日、発がん性が懸念される有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」を巡り、同社北陸工場(石川県白山市)の敷地内の地下水から、国の指針値の約2000倍に当たるPFASの代表物質「PFOA(ピーフォア)」と「PFOS(ピーフォス)」が検出されたと発...