2022/09/22

🟧新たに6人がエボラ出血熱発症、7人に死亡疑いも 東アフリカのウガンダ

 東アフリカのウガンダ保健省は22日、新たに6人のエボラ出血熱の発症を確認したと発表しました。すでに公表されている死亡した24歳の男性を含め、発症確認は計7人となりました。さらに7人にエボラ出血熱での死亡疑いがあり、当局が調査しています。

 今回は2012年に流行した「スーダン株」と同じ系統のウイルスとみられるといいます。

 エボラ出血熱を巡っては、コンゴ(旧ザイール)東部で2018年8月から2020年6月にかけて、2200人以上が死亡する流行が発生。この際は隣国のウガンダにまで被害が広がりました。

 2022年9月22日(木)

🟧8月開催の阿波おどりで819人新型コロナ感染 徳島市、踊り手の4人に1人

 徳島市で8月に開催された阿波おどりで、参加した踊り手らのほぼ4人に1人に当たる819人が新型コロナウイルスに感染したことが22日、主催した実行委員会のアンケートで明らかになりました。未回答の踊り手グループが3割あり、感染者数はさらに多い可能性があります。

 阿波おどりは前夜祭を含め8月11~15日に開催。2020年はコロナの影響で中止、昨年は期間や規模を縮小して開催しました。今年は地域への経済効果や伝統の継承を優先し、3年ぶりに屋外の演舞場に観客を入れて本格開催していました。

 アンケートは阿波おどりに参加した「連(れん)」と呼ばれる123の踊り手グループを対象に実施し、86の連から回答がありました。その結果、踊り手らの参加者3425人(推計)の24%に当たる819人が8月11~25日に陽性と判明しました。判明日は17日が220人と最多で、18日が186人と続きました。

 感染防止対策については、「演舞中にマスクをする、しないが曖昧になっていた」などの意見がありました。22日の実行委員会の会合で、委員の徳島大学病院の東桃代医師は「開催後に徳島県で感染者が増えたのは阿波おどりだけのせいではないが、そこからの家庭内での2次感染、3次感染があったとみられる」と指摘しました。

 2022年9月22日(木)

🟧新型コロナ、全国で7万7383人感染確認 29日連続で前週下回る

 国内では22日午後5時50分の時点で、東京都で8850人、大阪府で5867人、埼玉県で5369人、愛知県で4589人、神奈川県で3500人、兵庫県で3462人など全47都道府県と空港検疫で、新たに7万7383人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 1日当たりの新規感染者は前週の木曜日(15日)より8470人少なく、前週の同じ曜日を下回るのは29日連続となりました。

 また、北海道で12人、大阪府で9人、愛知県で8人、兵庫県で7人、東京都で7人、千葉県で5人、秋田県で5人、京都府で4人、大分県で4人、広島県で4人、神奈川県で4人、三重県で3人、埼玉県で3人、岐阜県で3人、石川県で3人、茨城県で3人、青森県で3人、徳島県で2人、滋賀県で2人、福岡県で2人、香川県で2人、鹿児島県で2人、宮城県で1人、山形県で1人、愛媛県で1人、長崎県で1人、静岡県で1人の合わせて102人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め2092万8234人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて2092万8946人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万4201人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万4214人です。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より25人減って22日時点で276人となっています。

 一方、大阪府は22日、新型コロナウイルスの新たな感染者を5867人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(6498人)と比べ631人減りました。府内の感染者の累計は206万9388人。

 新たに40~90歳代の男女9人の死亡が判明し、府内の累計死者数は6385人。

 22日時点の重症者は前日より2人減の35人で、重症病床(594床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は9・4%になりました。軽症・中等症病床には1278人が入院しており、軽症・中等症病床(4147床)の使用率は30・8%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は148人でした。自宅療養者は3万4436人。公費によるPCR検査などを2万2834件実施しました。

 2022年9月22日(木)

🟧東京都、8850人の新型コロナ感染確認 病床使用率は27%

 東京都は22日、都内で新たに10歳未満から100歳以上の8850人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 1週間前の木曜日に比べて25人増えていますが、ほぼ同じ数となっています。22日までの週平均の感染者は1日当たり6929・0人で、前週(8700・7人)の79・6%でした。

 22日に確認された新たな感染者を年代別にみると、最も多かったのは40歳代の1546人で、30歳代の1449人、20歳代の1317人、10歳代の1265人と続きました。65歳以上は780人でした。

 ワクチンの接種状況別では、2回接種済みが5582人、未接種は1668人でした。

 病床使用率は27・0%、また、都が緊急事態宣言の要請を判断する指標を30~40%としている重症者用病床使用率は18・3%でした。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は前日から4人減り、17人でした。

 一方、都は、感染が確認された10歳未満の男児1人と、70歳代から90歳代の男女6人、合わせて7人が死亡したことを発表しました。

 また、確認された感染者のうち、都外から持ち込まれた検体を都内の医療機関で検査したのは113人でした。他県内の陽性者登録センターなどを通じた申請はありませんでした。

 東京都の累計の感染者数は312万5077人となり、累計の死者数は5760人になりました。

 2022年9月22日(木)

🟧全国で新たに6万9832人が新型コロナに感染 前週比3万400人減

 国内では21日午後6時40分の時点で、大阪府で7528人、東京都で7059人、愛知県で6624人、福岡県で3664人、神奈川県で2975人、千葉県で2869人、兵庫県で2678人など全47都道府県と空港検疫で、新たに6万9832人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。

 1日当たりの新規感染者は前週の水曜日と比べ約3万400人減りました。前週の同じ曜日を下回るのは28日連続。

 また、福岡県で14人、神奈川県で12人、大阪府で9人、東京都で9人、京都府で7人、千葉県で7人、愛知県で6人、兵庫県で5人、北海道で5人、埼玉県で5人、岐阜県で5人、岡山県で5人、熊本県で4人など、合わせて126人の死亡の発表がありました。

 国内で感染が確認された人は、空港検疫などを含め2085万872人、クルーズ船の乗客・乗員が712人で、合わせて2085万1584人となっています。

 感染して亡くなった人は、国内で感染が確認された人が4万4099人、クルーズ船の乗船者が13人で、合わせて4万4112人です。

 厚生労働省によりますと、新型コロナウイルスへの感染が確認された人で、人工呼吸器や集中治療室などで治療を受けるなどしている重症者は、前日より2人増えて21日時点で301人となっています。

 大阪府は21日、新型コロナウイルスの新たな感染者を7528人確認したと発表しました。感染者数は前週同曜日(7717人)と比べ189人減りました。府内の感染者の累計は206万3524人。

 新たに60〜90歳代の男女9人の死亡が判明し、府内の累計死者数は6376人。

 21日時点の重症者は前日と同じ37人で、重症病床(597床)の同日の実質使用率(重い持病などを抱える軽症・中等症患者らを含む)は9・7%になりました。軽症・中等症病床には1399人が入院しており、軽症・中等症病床(4155床)の使用率は33・7%となりました。

 新規感染者のうち、感染者と同居して症状があり、PCR検査を受けずに医師の診断で陽性と判断された濃厚接触者は199人でした。自宅療養者は3万5106人。公費によるPCR検査などを1万1175件実施しました。

 2022年9月21日(水)

2022/09/21

🟧国内5例目のサル痘感染、東京都内の60歳代男性 海外渡航歴なし

 東京都は都内に住む60歳代の男性が「サル痘」に感染していることが確認されたと発表しました。日本での感染確認は、これで5例目となります。

 都によりますと、男性は16日に熱が出て、その後、発疹や頭痛などの症状があったことから20日に医療機関を受診し、その後、東京都が検査した結果、感染が確認されました。

 現在、医療機関に入院していて、状態は安定しているということです。

 男性は、最近の海外への渡航歴はないということですが、発症前に海外から国内を訪れていた人との接触歴があるといい、東京都は感染ルートなどを調べています。

 サル痘は今年7月、世界保健機関(WHO)が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した後も、欧米を中心に広がり続け、アメリカ疾病対策センター(CDC)の9月20日時点のまとめで、世界106の国と地域で6万3117人の感染が確認されています。

 日本での感染確認は、7月に国内で初めて感染者が確認されて以来、5例目となります。

 2022年9月21日(水)

🟧ニューヨーク市、企業の従業員への接種義務撤廃へ コロナワクチン、11月から

 アメリカ東部ニューヨーク市は、新型コロナウイルス対策として市内の民間企業の従業員に課していたワクチン接種義務を11月1日から撤廃すると発表しました。感染状況が落ち着いてきたことを踏まえた措置で、企業側に従業員の接種について判断を委ねます。

 ニューヨーク市ではこれまで、企業の従業員に少なくとも1回のワクチン接種を義務付けていましたが、エリック・アダムズ市長は20日、これを11月1日から撤廃すると発表しました。また、ワクチン未接種の学生は、部活動やスポーツへの参加も制限されていましたが、これも撤廃するとしています。

 アダムズ市長は警察官や教師など市職員については当分の間、ワクチン接種義務を残す意向を示しました。ニューヨーク市は昨年12月、オミクロン型の流行に備えて企業の従業員への接種義務を導入し、ワクチン接種を拒んだ従業員の中には解雇されたケースもありました。

 ニューヨーク市では新規感染者数の7日間平均が、2カ月前のおよそ4500人(7月17日)から1900人(9月17日)に減少しています。

 7日にはニューヨーク州のキャシー・ホークル知事が、州内の公共交通機関でのマスク着用義務を撤廃しています。

 ニューヨーク市は、オミクロン型対応の改良ワクチンの追加接種を推奨するキャンペーンを始めるとしています。

 2022年9月21日(水)

🟪介護職員の数が初の減少、他産業との賃金差響く 厚労省が発表

 介護職員の数は2023年度に約212万6000人で、2022年度よりも2万8000人減少し、厚生労働省は、減少に転じるのは調査開始以来初めてだとしています。  厚労省によりますと、昨年10月1日時点での有料老人ホームなど介護施設や介護サービス事業所で働く職員の数は、約212万...