2022/10/30

🟧新型コロナ、全国で新たに4万4523人感染 前週比1万人増

 厚生労働省は29日、新型コロナウイルスの感染者が全国で新たに4万4523人確認されたと発表しました。前週の土曜日より約1万人多く、7日連続で前週より増えました。

 また、国内で亡くなった人は北海道で7人、神奈川県で7人、大阪府で5人、宮城県で5人、東京都で4人、静岡県で4人、新潟県で3人、福岡県で3人、青森県で3人、千葉県で2人、埼玉県で2人、山形県で2人、愛知県で2人、福島県で2人、茨城県で2人、兵庫県で1人、富山県で1人、岐阜県で1人、岩手県で1人、広島県で1人の合わせて58人、累計で4万6594人となっています。

 都道府県別の最多は北海道で4976人。東京都4121人、大阪府2671人、神奈川県2560人、愛知県2416人、埼玉県2094人と続きました。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、29日時点で129人となっています。重症者の数は28日と比べて8人増えました。

 一方、厚生労働省は29日、大阪府内で新たに2671人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は216万3266人となりました。

 また、5人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6606人となりました。重症者は10人です。

 2022年10月30日(日)

🟧東京都の新規コロナ感染4121人 7日連続で1週間前を上回る

 東京都は29日、都内で新型コロナウイルスの感染者が新たに4121人確認されたと明らかにしました。1週間前の22日から890人増えていて、7日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。新たに確認された死者は6人でした

 新規感染者の直近1週間平均は3595・9人で前週比113・0%。

 29日の新規感染者を年代別にみると、最多は40歳代の694人、次いで20歳代の682人、30歳代の650人、10歳代の591人。65歳以上は380人でした。 

 病床使用率は前日と変わらず24・5%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日から1人増の15人でした。

 2022年10月29日(土)

2022/10/29

🟧新型コロナワクチンで過多月経の可能性 ヨーロッパ医薬品庁が警告

  ヨーロッパ連合(EU)の医薬品規制当局であるヨーロッパ医薬品庁(EMA)は28日、一部の新型コロナウイルスワクチンが月経時の出血量が極端に多い過多月経を引き起こす可能性があると警告し、起こる可能性のある副反応として製品情報に加えるよう勧告しました。

 EMAは医薬品の安全性管理に携わる委員会の声明を引用し、「ファイザー製のコミナティとモデルナ製のスパイクバックスの1回目、2回目および追加接種後に過多月経の症例が報告されている」と指摘。

 データを検討した結果、「過多月経の発生とこれらのワクチンとの因果関係について、少なくとも合理的な可能性がある」と結論付け、こうしたリスクをコミナティとスパイクバックスの製品情報に加えるよう勧告しました。

 一方でEMAは、「(こうしたワクチン接種で)一部の人に起きている過多月経が生殖能力に影響を及ぼすことを示す証拠はない」として、「ワクチン接種のメリットはリスクを大幅に上回る」と強調しています。

 2022年10月29日(土)

🟧海外クルーズ船の日本発着航路が来春、3年ぶりに再開へ

 新型コロナウイルスの水際対策が緩和されたことを受け、外国船の日本発着航路が来春、3年ぶりに再開します。横浜港に停泊していた大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」での集団感染から2年半が経ち、昨年の寄港はゼロでしたが、感染対策のガイドラインを整備して再開を目指しています。

 国土交通省によると、船内で1泊以上するクルーズ船の国内での寄港回数は、昨年が420回。コロナ前の2019年の2866回と比べて85・3%減となりました。昨年の寄港はすべて国内船社の国内クルーズによるものでした。

 日本を発着して海外にも寄港する国際クルーズの運航は2020年3月から休止しているため、ダイヤモンド・プリンセス号など海外船社の2021年の寄港はゼロでした。海外船社の寄港は、2019年は全体の67・4%を占めていました。

 コロナ前は訪日外国人客(インバウンド)も大きな市場となっていました。出入国在留管理庁の統計では、クルーズ船での外国人の入国者数は、ピークだった2017年の252万人から3年連続で200万人を超えていました。

 2019年の出発地別の入国者は中国が約8割で最多。国内の寄港地では、那覇、博多(福岡県)、横浜、長崎、石垣(沖縄県)、平良(同)の順に多くなりました。政府は2020年に500万人を目標にしていたものの、コロナ禍で激減し、2020年は12万人、2021年はゼロでした。

 国内船社は、2020年10月から国内のクルーズ旅行を再開させています。乗船当日の検査を義務付け、「世界的にも厳しい」(国交省の担当者)という感染対策で臨んでいます。

 だが、需要の回復は鈍いため、「飛鳥Ⅱ」「にっぽん丸」「ぱしふぃっく びいなす」を運航する国内の3社が、日本旅行業協会(JATA)などの呼び掛けで連携し、乗船者向けにクルーズ旅行券をプレゼントする企画を10月から始めています。

 国際クルーズも準備しており、「にっぽん丸」は今年12月~来年1月にモルディブ、モーリシャス、マダガスカルなどを巡る48日間の船旅を予定しています。

 2022年10月29日(土) 

🟧新型コロナ、全国で新たに3万9254人の感染確認 前週比7600人増

 厚生労働省は28日、新型コロナウイルスの感染者が空港検疫などを含め全国で新たに3万9254人確認されたと発表しました。前週の金曜日より約7600人増え、6日連続で前週より増えました。

 また、国内で亡くなった人は、北海道で7人、大阪府で6人、埼玉県で5人、東京都で5人、神奈川県で5人、千葉県で3人、岐阜県で2人、福岡県で2人、三重県で1人、兵庫県で1人、大分県で1人、奈良県で1人、宮崎県で1人、山形県で1人、山梨県で1人、岩手県で1人、島根県で1人、広島県で1人、徳島県で1人、滋賀県で1人、秋田県で1人、青森県で1人、香川県で1人、高知県で1人の合わせて51人、累計で4万6536人となっています。

 都道府県別の新規感染者の最多は4日連続で北海道で、4518人。東京都3520人、大阪府2246人、神奈川県2208人、埼玉県1977人、愛知県1810人と続きました。

 新型コロナウイルスへの感染が確認された人で人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)をつけたり、集中治療室などで治療を受けたりしている重症者は、28日時点で121人となっています。重症者の数は、27日と比べて1人増えました。

 また、26日に行われた自主検査を除くPCR検査などの数は、速報値で5万3201件でした。

 一方、厚生労働省は28日、大阪府内で新たに2246人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

 これで大阪府内の感染者の累計は216万595人となりました。

 また、6人の死亡が発表され、府内で感染して亡くなった人は合わせて6601人となりました。重症者は12人です。

 2022年10月28日(金)

2022/10/28

🟧東京都、新たに3520人の新型コロナ感染確認 80~90歳代の男女4人が死亡

 東京都は28日、新型コロナウイルスの感染者を新たに3520人確認したと発表しました。前週の同じ曜日(21日)よりも680人増えていて、6日連続で前週の同じ曜日を上回りました。80歳代から90歳代の男女4人の死亡も確認しました。

 28日までの1週間の感染状況をみると、感染者数は1日当たり3468・7人で前週(3183・9人)の108・9%となりました。

 28日の新規感染者を年代別にみると、最多は40歳代の670人、次いで20歳代の615人、30歳代の544人、10歳代の467人。65歳以上は331人でした。

 病床使用率は24・5%。「人工呼吸器か体外式膜型人工肺(ECMO<エクモ>)を使用」とする都基準の重症者数は、前日と変わらず14人でした。

 2022年10月28日(金)

🟧新型コロナの新たな変異型、東京都内で複数確認 シンガポールやインドで拡大中「XBB」も6件

 新型コロナウイルスの感染状況を分析する東京都のモニタリング会議は27日、ヨーロッパやアメリカ、アジアで増えている新たな複数の変異型が都内でも確認されたと報告しました。今冬の感染拡大「第8波」に備え、専門家は警戒感を示しました。

 東京都によると、世界では現在、コロナウイルスの99・9%を変異型「オミクロン型」が占め、その亜型の「BA・5」が主流になっています。都内でも今夏の第7波の主因となり、過去最多の感染者数を出しました。

 都内では、今も「BA・5」が94・3%を占めます。新たな変異型のうち、「BA・5」の亜型で、イギリスなどで増えている「BF・7」は7月に都内で初めて確認されました。以来、増加を続け、10月27日までに131件見付かりました。同じく「BA・5」の亜型で、ヨーロッパやアメリカで多く報告がある「BQ・1」は46件を確認しました。

 シンガポールやインドなどで急速に広がる「XBB」は、オミクロン型の「BA・2」の亜型で、都内で6件を確認しました。10月17日時点で空港検疫で7件検出されていましたが、都内での確認は初めてだということです。都によると、空港検疫で検出されていた「XBB」は、大半がインドでの滞在歴がある人からでした。

 シンガポールでは、9月中旬には「XBB」の感染者が感染者全体の17・3%だったのが、10月中旬には60・7%を占めているということです。

 いずれの新たな変異型も重症度は不明ですが、ワクチンなどで得た免疫を回避する可能性が指摘されています。

 東京感染症対策センターの賀来満夫所長は「シンガポールなどで局所的に増加しているものの、特定の変異型が世界的に優勢となる兆候は見られない」としながらも、「引き続き国内外の動向に注視していく」と述べました。

 2022年10月28日(金)

🟪介護職員の数が初の減少、他産業との賃金差響く 厚労省が発表

 介護職員の数は2023年度に約212万6000人で、2022年度よりも2万8000人減少し、厚生労働省は、減少に転じるのは調査開始以来初めてだとしています。  厚労省によりますと、昨年10月1日時点での有料老人ホームなど介護施設や介護サービス事業所で働く職員の数は、約212万...