「インフルエンザウイルスを1分で99・99%以上不活性化させる」などとうたったミネラルウォーターをインターネットで広告し、販売したとして、男女4人が医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の広告など)容疑で逮捕されました。
千葉県警に6日、逮捕されたのは「有限会社ミネラル総研」(東京都文京区)の社長・野島洋子容疑者(76)(千葉市稲毛区)ら4人で、昨年3月から6月までの間、医薬品の承認を得ずに「超ミネラル水 岩の力」と称したミネラルウォーターをインターネット上で広告し、販売した疑いがもたれています。
「超ミネラル水 岩の力」について、「インフルエンザウイルスを1分で99・99%以上不活性化させる」などとうたっていましたが、実際の中身はほとんどが「ただの水」だったということです。
千葉県警によりますと、野島容疑者らはこの水を2リットルあたりおよそ1万円で販売し、昨年までの5年間で4億円以上を売り上げていたということです。
千葉県警は野島容疑者らの認否を明らかにしていません。
2023年6月6日(火)