2024/07/07

🟧熱中症疑い、東京都内で3~98歳の86人を救急搬送

 東京消防庁によりますと、7日、東京都内では午後3時までに3歳から98歳までの男女合わせて86人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

 このうち70歳代と80歳代の男性2人が重症だということです。

 東京消防庁はのどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。

 2024年7月7日(日)

2024/07/06

🟧東京都内で熱中症疑い58人搬送 80歳代女性が重症

 東京消防庁によりますと、6日、都内では午後3時までに2歳から93歳までの男女合わせて58人が熱中症の疑いで救急搬送されました。

 このうち80歳代の女性1人が重症、20歳代から90歳代の18人が中等症、2歳から90歳代の39人が軽症だということです。

 東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。

 2024年7月6日(土)

2024/07/05

🟧東京都内、55人を熱中症疑いで救急搬送 23~90歳の男女

 東京消防庁によりますと、5日、東京都内では午後3時までに、23歳から90歳までの男女合わせて55人が、熱中症の疑いで救急搬送されました。

 このうち、70歳代の2人が重症、そして、20歳代から90歳代の23人が中等症、20歳代から90歳代の30人が軽症だということです。搬送者の8割は60歳代以上dでした。

 東京消防庁は、のどが渇く前にこまめに水分を補給するほか、室内で適切に冷房や扇風機を利用するなどして、対策を徹底するよう注意を呼び掛けています。

 2024年7月5日(金)

2024/07/04

🟧新型コロナウイルスの感染を抑制する天然物質を特定 長崎大など、抗ウイルス薬開発に期待

 長崎大高度感染症研究センターの安田二朗教授らの研究チームは3日、土壌に存在する微生物が生産する天然物質プラディミシンA(PRMーA)が、新型コロナウイルスの感染を抑制することを発見したと発表しました。同ウイルスの変異株に有効な抗ウイルス薬が開発できる可能性があるとしています。

 新型コロナウイルスを覆う突起状のスパイクタンパク質には、糖が鎖状につながった「糖鎖」が巻き付いています。研究では、PRMーAが糖鎖にくっつくことや、その仕組みを確認。さらに培養細胞を使った試験で、PRMーAの濃度を高めると同ウイルスの感染を抑制できることが裏付けられました。

 新型コロナは変異株に有効な薬の開発が課題となっていて、糖鎖はウイルス表面にあるので、PRMーAの効果は変異株に対しても変わらないとされます。糖に結合するタンパク質レクチンも、感染抑制に有効なことがすでに報告されているものの、有害な抗原抗体反応を引き起こす危険性があるなど薬に利用するには多くの課題があります。これに対し、PRMーAは有害な影響を及ぼすこともないといいます。

 研究は2022年から、名古屋大糖鎖生命コア研究所の中川優准教授ら、国内5大学の研究者が参加し実施。研究成果は4月、化学誌「バイオオーガニック&メディシナル・ケミストリー」オンライン版に掲載されました。

 薬の開発に向け、今後はPRMーAを含む化合物を合成する研究を進め、どの化合物がより効果的かを調べていきます。

 安田教授は、「(医薬品の原石となる)リード化合物として有望であることが示された」と話しています。

 2024年7月4日(木)

2024/07/03

🟧熱中症で新潟柏崎市の70歳代女性が死亡、新潟県内の死者は2024年初めて

 新潟県は2日、同県柏崎市高柳町の空き地で倒れていた70歳代女性が6月29日に熱中症で死亡したと発表しました。県によると、近隣住民が29日正午ごろ、倒れている女性を見付け119番通報しました。駆け付けた救急隊がその場で死亡を確認。新潟県警による検視の結果、死因は熱中症でした。県内の熱中症による死者は今年初めて。

 新潟県消防課によると県内では2023年、熱中症による救急搬送者数(5〜9月)が2141人に上り、このうち死者が7人と、いずれも過去最多でした。

 新潟県健康づくり支援課の担当者は、「高齢者は暑さや喉の渇きを感じにくいため、特に注意してほしい」と呼び掛けました。

 2024年7月3日(水)

2024/07/02

🟧沖縄県の救急出動、1週間当たり最多2237件 コロナ感染高止まりも影響か

 沖縄県内の救急出動、救急搬送の増加が止まりません。1週間当たりの出動件数が6月17~23日に初めて2000件を超えて2237件に達し、6月24~30日の直近1週間に救急搬送された人数は1952人で、週ごとに統計を取り始めた2019年以降、最多となりました。

 那覇市消防局では6月23日だけで107件と、昨年7月5日の96件を上回り、過去最多の出動件数を記録しました。

 高齢化が進む中で救急出動の増加は全国的な傾向ですが、新型コロナウイルス感染症の新規感染の高止まりも影響しているとみられます。那覇市消防局救急課は、「詳しい分析はこれからだが、6月23日はコロナ感染など発熱患者が多かった」としています。

 沖縄県内では、週ごとの救急搬送人員が本年度になってからの12週すべてで過去6年間の中で最も多くなっていて、コロナ感染者がより多かった時期を上回ることが常態化しています。

 救急出動先からの受け入れ照会の回数も増え、6月17~23日には4回以上の事案が本年度最多の33件に上りました。最大照会回数は9回。現場での待機時間も延びて、30分以上の待機が5週連続で50件を超えました。救急医療体制が綱渡り状態となっています。

 2024年7月2日(火)

2024/07/01

🟧紅麹の新たな76人の死亡事例、小林製薬が調査計画を厚労省に提出 内容は非公表

 小林製薬の紅麹(べにこうじ)を含むサプリメントを摂取後に健康被害が相次いでいる問題で、小林製薬は1日、新たに因果関係を調査するとしていた76人の死亡事例に関しての調査の進め方などをまとめた計画を6月29日付で厚生労働省に提出したと発表しました。小林製薬は計画の内容について「非公表」としています。

 この問題では、武見敬三厚労相が6月28日、これまで把握していた5人以外に、死亡に関する相談が170件あったと発表。170件のうち、91件についてはサプリメントを口にしておらず、3件については調査を終え、因果関係がなかったとする一方、残りの76件については利用者が紅麹成分を摂取し、死亡との因果関係を調査中としていました。直接的な死因が肺炎や脳梗塞、がんといった人も含まれているといいます。

 武見厚労相は、死亡事例を2カ月以上報告していなかったことについて、「小林製薬の判断により、死亡者数の報告をしなかったことは極めて遺憾である」と怒りをあらわにし、遺族の同意の取得や医療機関からの情報収集など、今後の調査の進め方について早急に計画を作成し、29日までに国に報告するよう求めていました。

 厚労省は、小林製薬による調査の進展状況を直接管理する方針を示しています。

 2024年7月1日(月)

🟪小中学生の体力調査、中学生男子はコロナ感染拡大前を上回る

 全国の小学5年生と中学2年生を対象に、50メートル走など8つの項目で体力や運動能力を調べる今年度の国の調査で、中学生の男子の合計点は新型コロナウイルスの感染拡大前を上回りました。一方で、小学生の男女は低下傾向にあり、スポーツ庁は運動の機会を増やす取り組みに力を入れていく方針で...